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BTSのカムバックで、ビューティー業界は「紫色の特需」で騒然としている。メンバーのジン(Jin)とヴィ(V)をグローバルモデルに起用したラネージュとティルティルは、BTSのグローバルな活動開始に合わせ、オンライン・オフラインでプロモーションを強化し、ブランド認知度の向上と売上増という二兎を狙っている。
22日、ビューティー業界によれば、アモーレパシフィック(090430)のグローバルブランド、ラネージュはBTSカムバックの最大の受益者の一つに挙げられる。ラネージュは、除隊後に活動を活発化させているジンを初の男性グローバルアンバサダーに起用し、話題を呼んだ。
ラネージュは光化門近くのKTスクエアビルに屋外広告を掲出し、宣伝効果を最大化している。
ティルティルも、ヴィのアンバサダー起用で大きな効果を得ている。明洞の店舗にはヴィの大型ビジュアルを掲出し、グローバルファンの来店を促している。
特に、日本や東南アジアで高い認知度を持つヴィの影響で、当該国からの観光客の購入比率が大幅に上昇している。ティルティル明洞店の関係者によれば、BTS公演を控えた来店外国人客は通常の約3倍に増えているという。

ラネージュとティルティルは、カムバック公演で高まった韓国内の熱気を、世界最大のビューティー市場である北米・欧州市場へつなげる戦略を取っている。
BTSは23日(現地時間)に米ニューヨークで開催されるスペシャルイベント「Spotify x BTS: SWIMSIDE」のステージに立つ予定だ。これに合わせ、ラネージュは同日、新製品「グレイズ リップ」を米国のセフォラやコールス、ラネージュ米公式オンラインモールで一斉に公開する。
ティルティルもグローバルInstagramアカウントで新製品「抹茶PDRN」のラインアップを公開し、グローバルマーケティングを強化している。
ラネージュやティルティルに限らず、K-ビューティー全体への波及効果が続くという見方がある。BTSは4月から34都市82公演に及ぶ大規模なワールドツアーに乗り出す予定で、K-POPや映画などのコンテンツ人気と相まってKブランドの需要増加が続くからだ。
食品医薬品安全処によれば、昨年(12月末基準、暫定)韓国の化粧品輸出額は2024年に比べ12.3%増の114億ドル(約1兆8,044億8,103万4,000円)(약17兆1000億ウォン(約1兆8,096億9,300万円))となり、過去最高を更新した。輸出先は2024年の172か国から202か国に増え、主要国別では米国が22億ドル(約3,482億3,318万2,000円)(약3兆3000億ウォン(約3,492億3,900万円))で最多だった。
特に、北米だけでなくヨーロッパ、中東、南アジア、中南米などへの輸出が増加するという輸出先の多様化が進んでいる点が指摘される。米中向けの輸出比率は2023年の46.9%から2024年に43.1%、2025年に36.7%へと低下している一方で、ヨーロッパなど米中以外の地域向けの比率は2023年の53.1%から2025年に63.3%へと上昇している。
流通業界の関係者は、BTSの影響力は単なる広告モデルを超え、ひとつの文化的現象になっていると指摘する。今回の公演を契機に、グローバルファンに「K-ビューティー」のイメージを植え付ける重要な要素として機能するだろうという。













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