EBS1「韓国紀行」『配達が来ました、「限定版」味』第5部は、長い一日の終わりに空腹を満たし、体を温めながら互いの労をねぎらった豚足チゲを取り上げる。
『韓国紀行』は歴史や伝統、建築や文化の香りを伝え、知られざる韓国の物語を現場から生き生きと描くドキュメンタリー番組だ。
” />文경(ムンギョン)は、文경새재を越えて漢陽へ科挙を受けに向かった儒者たちの切実な足取りが集まる「喜ばしい知らせを聞く場所」という名を持つ町だ。
希望を抱いたこの地は近代化の波の中で変貌を遂げ、韓国で最初の鉱山開発を皮切りに国の産業化を支えた「黒い金脈」の街へと生まれ変わった。
全国各地から人が集まり、「通りすがりの犬でさえ1万ウォンをくわえて歩いている」と言われるほど繁栄した時代があった。しかし、その裏側には真っ暗な坑道に潜らねばならなかった炭鉱夫たちの過酷な暮らしがあった。
光の差さない坑道、終わりの見えない空間での労働。『今日も生き延びた』と安堵できる日々、炭鉱夫たちは首に付いた黒い炭粉を落とすためによくある料理を食べた。
豚肉の中でも安価な部位である豚足をぶつ切りにして入れ、ジャガイモと水でかさ増しして食べた豚足チゲだ。
豊かではなかった時代、豚足チゲ一杯には当時の疲労とぬくもりが詰まっていた。
年月が流れ、鉱山は止まったが記憶は消えていない。かつての炭鉱夫やその子らは今もその味を覚えており、父の給料日に家族で囲んだ食卓を思い出す。
過酷な一日の終わり、空腹を満たし体を温めながら互いの労をねぎらっていた豚足チゲを、あなたの居間へ届ける。
” />EBS1『韓国紀行』の放送は月〜金曜の午後9時35分。放送情報はEBS1『韓国紀行』のホームページ「プレビュー」で確認できる。
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