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ドナルド・トランプ米大統領は、イランとの終戦合意のデッドラインを22日と定め、合意が成立しなければ軍事力でイランの濃縮ウランを奪い取ると明確に示した。
表向きは交渉が順調に進んでいるかのように見せているが、裏ではホルムズ海峡封鎖や全面的な爆撃再開といった強硬手段をちらつかせ、イランを追い詰めている。
緊迫の48時間──20日の交渉と22日のデッドライン

トランプ大統領は17日、エアフォースワン内で記者団に対し、合意に署名すれば米国が直接イランに入り、ウランを完全に持ち帰ると断言した。
合意がまとまらなければ、はるかに非友好的な手段を用いて強制的にウランを確保する意向だと明言した。
米国とイランの交渉スケジュールは文字通り時限爆弾だ。両国は20日にパキスタン・イスラマバードで第2回の終戦協議を行う予定だ。

トランプは1〜2日内に最終合意が出ると楽観的に述べたが、余裕はない。
というのも、22日までに最終署名がなければ休戦を直ちに終了すると表明しているからだ。休戦が終われば、ホルムズ海峡封鎖を維持したまま米軍による爆撃が再開され、軍事衝突は一気に激化する可能性がある。
80mの岩盤を貫かなければならない米国の非友好的シナリオ
トランプが示唆した「非友好的手段」は、事実上イランの主要核施設への強烈な軍事攻撃を意味する。しかし、米軍の打撃手段とイランの防御力を比較すると、状況は非常に複雑だ。
地下施設を破壊するための最強の兵器はGBU-57、通称バンカーバスターだ。コンクリート基準で約60mの貫通能力があるとされる。

一方、イランの主力ウラン濃縮施設フォルドーは山岳地帯の固い岩盤の下、80m以上の深さにある。
現存する最強のバンカーバスターでも一撃で貫通するのは難しい深さだ。
したがって、米国が非友好的な手段でウランを完全に回収しようとするなら、同一地点への連続爆撃や、特殊部隊を投入して地上施設を制圧するといった前例のない作戦が必要になる。
イランが交渉カードとして持ち出すホルムズ海峡での通行料徴収についても、米国は断固として容認しない立場を崩していない。ウラン回収という絶対目標と迫るデッドラインのもとで、軍事行動がいつ再開されてもおかしくないという不安が中東全域を覆っている。













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