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伝統音楽の新たな息吹、創作室Ⅱが登場!

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写真=国立国楽院
写真=国立国楽院

【ニュースカルチャー イ・サンワン記者】 伝統楽曲の名前は長く残る。国立国楽院創作楽団はその名前を再び取り出し、新しい音で紡ぎ直す。舞台には伝統楽曲の名称や通称を出発点にした創作室内楽が7編並び、いずれも初演である。長年呼び継がれてきた曲名を今日の視点で読み直し、名前にたまった情緒や手触りを若い作曲家たちの感性でほどく試みだ。

国立国楽院創作楽団の企画公演「水作Ⅱ」の出発点は楽曲名そのものだ。国楽史に伝わる名前は曲の性格や雰囲気、品格を示す手がかりになってきた。創作楽団はその点に着目し、馴染みのある題名を現代の感覚で再解釈する。名前の裏に隠れていた情緒や風景、問いを室内楽編成の中へ移し替えた。キム・サンウク、キム・ヨンサン、キム・ジョングン、ラ・イェソン、イ・イェジン、イ・ジェジュン、ファン・ジェインの7人の作曲家が参加し、編成もそれぞれ異なり、公演全体の表情を広げている。

まず目を引くのは楽器選択だ。創作国楽の場であまり使われてこなかった雅楽器や、国立国楽院楽器研究所の改良楽器も作品に取り入れている。馴染みの音色ばかりを繰り返さないという姿勢が明確だ。伝統を素材にしつつ、過去の形をそのまま写すつもりはないという意思も読み取れる。

創作楽団企画公演「水作Ⅱ」作曲家、上段左からキム・ヨンサン、キム・サンウク、下段左からイ・イェジン、ラ・イェソン。写真=国立国楽院
創作楽団企画公演「水作Ⅱ」作曲家の上段左からキム・ヨンサン、キム・サンウク、下段左からイ・イェジン、ラ・イェソン。写真=国立国楽院

◇楽曲名から出発した7編の初演

キム・ヨンサンの「四角地帯 I:合意された静寂」は、笛(大笛)、ピリ、ヘグム、大アジャングの四重奏だ。『吹打』の通称である萬波停息(マンパジョンシク)を出発点にしている。すべての波を静めるという名は表面上は平穏を示すが、キムはその裏側を掘り下げる。静かな表層の下に残る言葉、沈みきらない感情、聞こえないが確かに存在する揺らぎを追う。題に付された「四角地帯」という語も方向性を示し、静寂が抑圧された動きである可能性を指す。

キム・サンウクの「切花」は、ピリと25弦伽耶琴の二重奏である。伝統行楽『길군악』(キルグナク)の通称である「切花」を現代の情緒へ移した作品だ。切花は満開の生命が折れた後を想起させる。キムは人生の頂点と消滅、別れと受容の感情線を重ね、悲しみを無理に大きく見せるのではなく、別れのあとに残る淡々とした歩みや静けさに視線を向ける楽曲に仕立てている。

イ・イェジンの「万葉熾瑤(만엽치요)」は、五人の打楽器奏者を前面に据える。『여민락만』の通称である万葉熾瑤は「無数の草木が美しく広がるさま」を示す。イはそれを夏の森の感覚へと転換し、風、鳥の声、夕立、日差し、森の気流の変化を五つの場面に分けて置いた。伝統的な拍子の循環構造を引き込み、打楽器群が一つの森のように呼吸するよう編んだ点も興味深い。個々の音よりも、その間を流れる生態的な感覚が前面に立つ。

ラ・イェソンの「ドドリ」は、短笛、散調伽耶琴、長鼓、ヘグムという編成だ。タイトルは馴染み深い。英山会想(영산회상)系統や風流音楽のなかで複数の流れを持つドドリを正面に据え、ラは「戻り」に込められた形式美をたどる。旋律が繰り返され、構造が元へ戻る。繰り返しの中で音楽が少しずつ別の表情を獲得する過程を追い、伝統音楽の構造的美感へ内側から触れようとする試みである。

◇古い名前と今日の音がぶつかる舞台

イ・ジェジュンの「여민락–壊れたドーパミン受容体」は最も挑発的なタイトルを掲げる。七人の演奏者が二十一の楽器を扱う編成も強烈だ。原曲『여민락』が持つ「民とともに楽しむ」という意味を、刺激の消費社会という現在の文脈にぶつける。序盤の旋律を借りつつ即座に解体し、ねじ曲げて現在の感覚体系と衝突させる。速く強い刺激に慣れた耳、即時的な満足を追う時代感覚を風刺的に突く作品であり、舞台上で最も露骨に現在を狙う一編と読める。

キム・ジョングンの「春夢」は、アジャングとヘグムの八重奏である。素材は『여민락령』の通称である太平春之曲(テピョンチュンジギョク)だ。題名が示す通り、春の気配や夢のような時間を掴むが、軽やかで華やかな春景へは向かわない。静寂の中でゆっくりと目覚める気配、凝縮されたエネルギーが一瞬ほとばしる。擦弦楽器の震えが重なり合う密度が前面にあり、ヘグムとアジャングが作る音響層が濃くなるほど、春は眠りから覚めたばかりの生気の瞬間へと近づく。

黄(ファン)ジェインの「黄河淸:淸へ」は『보허사』の通称である黄河淸を出発点にしている。題にある「淸」を単なる清らかさに限定しないのが特徴だ。黄は東洋美学で語られる淸奇(清く奇なるもの)に目を向ける。澄んでいるが奇妙さや異質さをともなうような質感だ。曲は複合的な「淸」へ向かう旅のように構成され、予想を外す生動感を一つの軸に据えている。

創作楽団企画公演「水作Ⅱ」作曲家イ・ジェジュン、キム・ジョングン、ファン・ジェイン。写真=国立国楽院 写真=国立国楽院

七篇はそれぞれ別の扉を開くが、幹は一つだ。伝統を標本化せず、まず名前から再読する作業である。古い楽曲名や通称がもつ品格や響き、距離感を現代の作曲語法に移したとき、何が残るのかを問う場だ。伝統の外形をなぞる公演ではない。言葉に宿る深さを現在の音に翻訳する作業に近い。

国立国楽院のパク・ソンボム掌楽課長は「創作楽団の『水作Ⅱ』は、我々の伝統音楽にある名称の意味を若い作曲家たちの現代感覚で再び出会う場である」と述べ、「伝統を底座にした創作国楽が観客とより深く出会う舞台になればよい」と語った。

創作楽団企画公演「水作Ⅱ」は23日午後7時30分、国立国楽院ウミョンダンで開催される。

ニュースカルチャー イ・サンワン prizewan2@nc.press

개발기획팀
editor@tenbizt.com

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