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李在明大統領は19日、慶尚北道・安東で高市早苗首相と首脳会談を行い、両国は供給網とエネルギー分野での協力を強化することで合意した。
両国は3月に締結した「日韓サプライチェーンパートナーシップ」(SCPA)をさらに強化し、供給網の混乱の兆候に共同で対応する体制を整えるとともに、重要鉱物資源の探査や投資の分野でも協力を進めることにした。また、重要エネルギー源である液化天然ガス(LNG)の安定供給に協力し、原油・石油製品のスワップや相互供給、関連する官民対話の促進、原油の調達や輸送分野での協力などを通じ、中東での戦闘に端を発した経済安全保障上の危機に共同で対処する方針を示した。
李大統領はこの日、安東市内のホテルでの首脳会談直後の共同記者会見で、最近の中東情勢がもたらした供給網とエネルギー市場の不安定性に対し、両国間の緊密な協力の必要性が一段と高まった点で一致したと述べた。
李大統領と高市首相の首脳会談は今回で3回目で、1月に高市首相の出身地である奈良県で会って以来約4か月ぶりの開催となる。高市首相の今回の安東訪問により、史上初めて日韓首脳間で「故郷シャトル外交」が実現した。
李大統領は中東地域の平和と安定が早期に回復されるべきだという点で意見が一致したとし、この共感を基に3月に締結された「日韓サプライチェーンパートナーシップ」の成果を評価し、両国間の供給網協力をさらに拡大していくと紹介した。
続けて高市首相は、日韓両国が緊密に連携し、供給網の危機に直面しているほかのアジア諸国とも協力を深めることを提案し、李大統領も積極的に参加する意向を示したと述べた。
李大統領はまた、両国はLNGや原油といった重要エネルギー源の協力を強化することで合意したとし、3月に締結された「LNG供給協力協定」を基に両国間のLNG協力を拡大し、原油の供給や備蓄に関する情報共有や連絡チャネルも強化することになったと説明した。
姜裕貞(カン・ユジョン)青瓦台首席報道官はこれに関連し、両首脳は原油やLNGなどの重要エネルギー源の安定的な供給のために協力を拡大することで一致したとし、原油・石油製品のスワップと相互供給、原油調達および輸送分野での協力をはじめ、LNG供給協力や供給網の回復力強化に向けた具体的な実施案は両国の産業当局が協議して発表する予定だと書面ブリーフィングで伝えた。
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両首脳は中東情勢や朝鮮半島情勢についても意見を交わした。
李大統領は、国際情勢が急変する中で地域の平和と安定のために日韓・韓米日間の協力が重要であることを再確認したとし、東北アジアが経済や安全保障など多方面で緊密に連動していることから、地域の真の平和と安定のためには韓中日(한중일)3国が互いに尊重し協力し、共通の利益を追求することが重要だと強調した。
特に李大統領は、拡大会談でも韓中日協力を活性化するために民間主導の3国間協力を優先的に推進する方策を共に模索することを提案したと姜首席報道官は伝えた。
また李大統領は「現在、国際情勢は暴風雨のような状況にあり、これまで以上に友好国間の協力と対話が必要な時だ」と改めて強調した。
朝鮮半島の平和に関して李大統領は、半島情勢について深い議論が行われ、自らは南北が平和裏に共存し共に成長する「戦う必要のない平和な朝鮮半島」を構築するという政府の立場を説明したと述べた。
ただし今回の発表文には「非核化」という文言は含まれていなかった。以前の1月の日韓首脳会談での発表文には「両国は朝鮮半島の完全な非核化と恒久的平和の構築に対する意志を再確認した」という文言が入っていた。
また李大統領は、1月の日韓首脳会談で合意した日本の朝鮮炭鉱犠牲者の遺骨発掘協力に関して、日本側で発掘された遺骨のDNA鑑定もまもなく開始されると明らかにした。
続けて、両国がともに繁栄し国民がその恩恵を実感できる「国民実感型」の協力策が絶えず生み出されることを期待すると述べた。
青瓦台によれば、この日の会談は少人数会談が33分、拡大会談が72分の計約105分間行われた。
李大統領は会談後、高市首相と安東の宗家の料理秘伝を取り入れた晩餐をともにし、河回村の渡し場で安東の伝統行事である「선유줄불놀이」を観覧して親交を深めた。高市首相は翌20日午前、1泊2日の公式訪問日程を終えて日本へ帰国した。















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