▲ 自国サッカー界で「歴代最強」と評される中国U-17代表が、アジアカップ本戦グループリーグ第1戦でインドネシアに一撃を受けた。今年、インドネシアと行った2度の強化試合を合計10-2で圧勝していただけに、本戦での敗戦の衝撃は大きい。ⓒ 中国サッカー協会
【スポーティビニュース=チョ・ヨンウン記者】中国サッカー界は、この衝撃的な結果を受け止めきれていない。
サウジアラビア・ジェッダで開かれた2026アジアサッカー連盟(AFC)U-17アジアカップのグループリーグB組初戦で、中国は格下と見なされていたインドネシアに0-1で敗れた。
本大会は上位8チームに、11月にカタールで開催されるFIFA U-17ワールドカップ本大会出場権を与える。トーナメントで優位に立つには初戦の勝利が重要だが、中国は開幕早々から崖っぷちに立たされた。
衝撃が大きいのは、このチームが「黄金世代」と評されてきた点だ。中国は昨年のU-17アジアカップ予選で5戦全勝、42得点無失点という圧倒的な成績を残した。相手の戦力差はあったにせよ、バーレーン、東ティモール、ブルネイ、スリランカ、バングラデシュを立て続けに完封・大勝し、大きな期待を集めていた。
特にインドネシアとは今年に入って2度の強化試合を行い、7-0、3-2で勝っており、確実な優位があると見られていた。内心では初戦で大勝を期待していたはずだ。
試合の流れを見ると中国が押し込んでいた。ポゼッション率は60%、シュートは19本を記録した。しかし決定力が壊滅的だった。何度もチャンスを作りながらフィニッシュでことごとく失敗したのに対し、インドネシアは枠内シュート1本で試合を決めた。それも後半42分、終了間際の場面で集中力の差が出た瞬間だった。
敗戦直後、現地はパニック状態に陥っている。日本出身のウキジマ・トシミツ監督への批判が噴出している。中国の著名サッカー評論家ミアオユエンは「チーム内部の雰囲気に深刻な問題がある」と指摘し、ワールドカップ本大会出場の可能性まで悲観的に見ている。
▲ 自国サッカー界で「歴代最強」と評される中国U-17代表が、アジアカップ本戦グループリーグ第1戦でインドネシアに一撃を受けた。今年、インドネシアと行った2度の強化試合を合計10-2で圧勝していただけに、本戦での敗戦の衝撃は大きい。ⓒ 中国サッカー協会
ミアオユエンは「戦力上は優位なチームが、公式戦で突然理解しがたい先発布陣と交代カードを出した」と述べ、単なる戦術ミス以上の問題を疑っている。実際、ウキジマ監督がインドネシア戦で見せた戦術運用に納得がいかないという声が広がっている。
「シナスポーツ」は、中国選手団の平均身長が180cmでインドネシアの173cmより明らかにフィジカルで優位に立っていると指摘。以前の対戦での大勝も空中戦の制圧が鍵だったとし、にもかかわらずウキジマ監督が190cmを超える長身FWジャオ・ソンユアンらをベンチに置いたまま、突然小柄な選手を中央に配置したと批判した。
同メディアはさらに踏み込んで「明らかにウキジマ監督の判断に問題がある。一時は7点差での大勝を収めた相手に力なく崩された背景には確実に監督の問題がある」と断じ、「ウキジマ監督が脳疾患を患っているという報道があったのか。今回の代表運営は正気の沙汰とは思えない」と過激な表現で非難を展開した。
一方、キム・ヒョンジュン監督率いる韓国代表はアラブ首長国連邦(UAE)とグループリーグC組初戦を1-1で引き分けた。前半8分に先制点を許して苦しい展開となったが、後半43分にアン・ジュワンが同点ゴールを決め、かろうじてドローに持ち込んだ。韓国は11日にベトナムと第2戦を行う。
▲ 自国サッカー界で「歴代最強」と評される中国U-17代表が、アジアカップ本戦グループリーグ第1戦でインドネシアに一撃を受けた。今年、インドネシアと行った2度の強化試合を合計10-2で圧勝していただけに、本戦での敗戦の衝撃は大きい。ⓒ AFC













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