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第28回論山イチゴ祭り開幕 トレンドを取り入れたイチゴデザートが集結 ヘリから足湯まで、体験プログラムも豊富 |
国軍の兵士にさえ挑戦状を突きつけた果物がある。
論山の主役を巡り、訓練所とイチゴが争っている。かつて論山と言えば陸軍訓練所の強いイメージが真っ先に浮かんだが、イチゴの爽やかで甘い魅力が徐々に市内に浸透してきた。
忠南・論山市民家族公園一帯で「論山イチゴ、世界を誘惑する」をテーマにした2026年の第28回論山イチゴ祭りが26日に開幕した。イベントは29日までの4日間続く。昨年の来場者は53万人で、論山市の人口約12万人を大きく上回った。
開幕式には金太欽(キム・テフム)忠南知事、白成賢(ペク・ソンヒョン)論山市長、市民や観光客ら約5000人が参加した。午後6時の式に続き、カンジンやソン・テジンら人気歌手がステージに上がり、初日の夜を飾った。
初日の来場者は10万人を超え、全国でイチゴ祭りの復活を印象づけた。論山イチゴ祭りは今年も甘い熱気に包まれた。
イチゴデザート総覧
イチゴほど“若い”果物は珍しい。流行のデザートには欠かさず登場する。

論山イチゴ祭りデザート販売ブース / 写真= 文書連旅行+記者
イチゴ生クリームケーキ、タンフル、イチゴの두쫀ク、イチゴバター餅まで。イチゴデザートの変化はとどまるところを知らない。トレンドの果物らしく、祭り会場には流行のイチゴデザートが一堂に並んだ。
トレンドの移り変わりが速い韓国では、「何を食べたか」で時代が語られる。昨年はイチゴドバイチョコレートが話題になり、今年はイチゴバター餅が注目された。論山イチゴ祭りはトレンドを反映したメニューを継続的に打ち出している。

論山イチゴ祭り聖心堂ブース / 写真= 文書連旅行+記者
大企業の参加も目立った。最も長い列は聖心堂のブースだ。大田(テジョン)を代表する名店が屋外で出店する唯一の場がここであり、年に一度の機会を求めて長蛇の列ができていた。
聖心堂が論山に出店した理由は明確だ。論山産イチゴが看板メニュー「イチゴシル(딸기시루)」の原材料だからだ。論山から安定的に新鮮なイチゴを供給できることへの感謝を込め、昨年から参加している。

論山イチゴ祭り聖心堂ブース待機列 / 写真= 文書連旅行+記者
聖心堂は今回、イチゴチュッソを販売した。列はブースの後ろを回り、丘を一周するほどの長さに達した。本店よりも長い列となり、待ち時間は1時間が基本で、2〜3時間待ちも珍しくない。「絶対に食べる」という強い意志がない限り、到着して諦める来場者もいた。
若い起業家のアイデアも光った。グリーンブラウニーはイチゴの容器を活用したイチゴジュースを販売し、記念品としても人気で午前中に完売した。

論山イチゴ祭り全景 / 写真= 論山文化観光財団
今回のブースには500の団体が応募し、競争率は約10対1だった。論山市はメニューの差別化や衛生状態などを専門家が検証したうえで出店者を選定した。
論山市はイチゴを起点に食の産業化も推進している。若い起業家10人を選抜し、教育やメニュー開発の支援を行った。
販売所を越え、イチゴ遊び場へと変貌した祭り会場

イチゴ帽子をかぶった心肺蘇生マネキン / 写真= 文書連旅行+記者
初期のイチゴ祭りは農家の販売場に近く、良質なイチゴを手頃に買う場だった。時間の経過とともにイチゴ関連プログラムが増え、イチゴで満ちた祭りへと成長した。

論山イチゴ祭り足湯場 / 写真= 文書連旅行+記者
代表コンテンツはイチゴ足湯だ。昨年より一層多くの人が詰めかけた。実際にイチゴを湯に入れるわけではなく、イチゴ香の入浴剤を使うことで色と香りを楽しむ体験だ。温度によって色が変わり、最も熱い場所が最も赤くなる。鮮烈な赤が目を引き、老若男女の好奇心を刺激している。
食事メニューにもイチゴが取り入れられ、祭りの楽しさを広げた。昨年話題になったイチゴビビンバも復活したが、今年は選挙法の関係で無料提供をやめ、販売のみとなった。

論山イチゴ祭りイチゴビビンバ / 写真= 文書連旅行+記者
イチゴビビンバは、基本のビビンバにイチゴを載せた一品だ。シンプルだが、意外にも相性がいい。コチュジャンにイチゴの爽やかさが加わる。特産品祭ゆえの大胆な組み合わせが見どころだ。イチゴキムチチヂミやイチゴとんかつなどの変わり種メニューも、来場者の好奇心をそそった。

論山イチゴ祭り 論山イチゴスマートファームPR館 / 写真= 論山文化観光財団
イチゴ広場では様々なプログラムが展開された。祭りキャラクター「コラージュ」体験、スマートファームテーマ館、グローバル料理体験ゾーンなどが並び、体験ブースではイチゴの収穫やデザート作りが人気を博した。
学校を休んで祭りに来たという小学生は「イチゴ足湯が一番楽しかった。イチゴビビンバも一皿全部食べた」と話し、本来は塾に行く予定だったが「見るものが多く、今日は塾を休んで遅くまで遊ぶ」と語った。
イチゴと陸軍の出会い

論山イチゴ祭りKoREx防衛事業ゾーンと航空展示 / 写真= 論山文化観光財団
「イチゴと陸軍が主役を争う」という冗談もあるが、実際は相互に補完関係にある。今回も陸軍を紹介するKoREx防衛事業ゾーンと航空展示が同時開催され、民・官・軍の協力の象徴として機能した。イチゴ祭りの来場者にとって、展示は見どころと体験の幅を広げた。
今回の展示は2023年に論山市と陸軍航空学校が結んだ業務協約に基づき推進された。陸軍航空のビジョンや技術を共有する場となり、地域と軍の連携を示す企画として定着している。

論山イチゴ祭りKoREx防衛事業ゾーンと航空展示 / 写真= 論山文化観光財団
現地には6種のヘリコプターが展示された。アパッチ、スリオン、ブラックホーク、マリンオン、ベル、ミルオンなど、攻撃・偵察・機動の軍用機から民間ヘリまで一堂に並んだ。
写真印刷ブースやレーザー射撃体験も用意され、祭りキャラクターのスウィートベル、ビタベル、キングスベルがヘリ操縦士に扮するフォトゾーンも来場者の人気を集めた。
26〜27日には全天候型陸上補助競技場で韓国航空宇宙産業(KAI)、LIGネクスワン、ハンファシステム、シコルスキーなど14社が参加し、50種余りの装備が紹介された。
利便性と安全性まで配慮した祭り運営
今回の祭りは来場者の利便性向上に力を入れた。各所に椅子やテントを設置し、休憩スペースを拡充した。

ブレッド理髪店シンガロングショー / 写真= 文書連旅行+記者
メインステージでは子供向け公演「ブレッド理髪店シンガロングショー」を1日2回上演し、家族連れの滞在時間を延ばして満足度を高める構成を取った。
料金も管理され、悪質なぼったくりを防ぐため価格を据え置いた。設香(ソルヒャン)ブランドのイチゴは1箱約9000ウォン(約952円)、キングスベリーは1箱約1万ウォン(約1,058円)とし、外部より低めの価格に抑えた。

主要乗降地点に設けた日陰と椅子 / 写真= 文書連旅行+記者
交通と駐車対策も強化した。専用駐車場はアホリ、論山大橋、タプジョンホ市民体育公園、建陽大学の4カ所に設け、合計5500台分を確保した。昨年より865台増えた。
循環バスは129台から164台に増やし、運行は午前9時30分から午後9時30分、配車間隔は15〜20分に設定した。
主要乗降地点には日陰や椅子などの便利用品を設置し、リアルタイムの流動人口サービスも導入した。SKテレコムのデータを基に混雑度を把握し、安全要員を弾力的に配置する仕組みだ。

論山イチゴ祭り / 写真= 文書連旅行+記者
論山市は2027年2月26日から3月21日まで「論山世界イチゴ産業EXPO」を開催する予定だ。論山市民家族公園とイチゴ香農村テーマ公園一帯で行い、「K-ベリー!スマートな農業、健康な未来」をテーマに掲げている。
論山市はイチゴEXPOで約150万人の来場、5000億ウォン(約528億9,000万円)規模の経済効果、2700人超の雇用創出を見込んでいる。会場となる約1万5000坪の開発も進めている。
論山(忠南)= 文書連旅行+記者













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