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叙事性のあるセットリストとパフォーマンスで、グループENHYPENの新ワールドツアーの幕が開いた。
2日、ソウル・松坡区オリンピック公園KSPO DOMEで、ENHYPEN(ジョンウォン、ジェイ、ジェイク、ソンフン、ソヌ、ニキ)のワールドツアー『ENHYPEN WORLD TOUR ‘BLOOD SAGA’』(以下『BLOOD SAGA』)が行われた。公演は1日に始まり、3日まで続いた。
『BLOOD SAGA』はその名の通り、ENHYPENとファンダム「エンジン」との永続的な「血の叙事詩」を描く内容だ。世の冷たい束縛が立ちはだかっても、ヴァンパイアの本能と気概で「君」と共に歩む未来を描くENHYPENの旅が展開された。
ツアー初日のソウル公演は先行予約のオープンと同時に全席完売となった。総勢3万2250人のエンジンが会場に詰めかけた。観客はヴァンパイアのコンセプトに合わせ、赤と黒のコーディネートで会場を埋め、視覚的な演出に一役買った。
この日、ENHYPENはミニ7集のタイトル曲「Knife」で公演を始めた。その後「Daydream」「Outside」「Brought The Heat Back」と続き、ハンドマイクによる生歌と完成度の高いパフォーマンスが会場を圧倒した。エンジンの赤い応援棒と強烈なレーザーがKSPO DOMEを熱気に包んだ。
スタンディングマイクを用いた「No Way Back」は、直前の演目とは180度異なる表情で観客の耳目を引いた。続いてヒップでカジュアルなムードに衣装を替えたENHYPENは「Big Girls Don’t Cry」「No Doubt」など軽快なステージを展開し、ソンフンのサプライズのダンスブレイクに会場の歓声が沸いた。
マイクを握ったソンフンは「短いがエンジンのためにダンスブレイクを一生懸命準備した」と話し、「楽しんでくれて非常にうれしい」と感想を述べた。ジョンウォンは「今日は思い切り楽しむ」と語り、ソヌは「二日目が来て、昨日より良い」と述べ、「今回のツアーをとても楽しみにしている。思い切り楽しむ」と力強く意気込みを示した。
ENHYPENは「Sleep Tight」「Bills」「Moonstruck」など叙情的な楽曲を続けて披露した後、「Paranormal」で一転して雰囲気を変えた。また「Blockbuster(アクション映画のように)」「모 아니면 도(Go Big or Go Home)」などは、壮大なバンドセクションで視線を奪う演出となった。
さらに、席を立って盛り上がるエンジンの大合唱が加わり、ライブはより厚みを増した。ENHYPENはそれに応えるように全力でステージを続けた。特に高品質のVCRと大胆なメンバーのアクション演技が、ヴァンパイアというコンセプトへの没入感を高めた。続けて「Future Perfect」「Stealer」「Drunk-Dazed」「Bite Me」と、物語性のある演目が繋がっていった。
ジェイは「構成が充実しているせいか、一気に駆け抜けてきた」と語り、観客に「血の味の準備はできているか」と応答を促した。続いて「Fate」「CRIMINAL LOVE」で本編が締めくくられた。
アンコールを受け再登場したENHYPENは「Lost Island」「XO (Only If You Say Yes)」「멀어」「Helium」「SHOUT OUT」を熱唱した。デビュー6年目にして、これまでの公演経験で磨かれた実力、個性的なコンセプト、ステージを楽しむ姿勢まで、非の打ちどころのない公演を見せた。
ステージを縦横に駆け回りKSPO DOMEを熱くしたENHYPENは、ソウルを皮切りにサンパウロ、メキシコシティ、マカオ、東京など、2027年3月までに合計21都市32公演を行う予定だ。世界的な反応も既に高く、7月開催のメキシコシティ公演のチケットは発売直後に完売し、2回の追加公演が決定している。
世界へ向けた航海を始めたENHYPENが、改めてその地位を固められるか注目が集まる。
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