
ブランドのアイデンティティや感性がイメージで表現され、消費者とつながる「ファッションコミュニケーション」の重要性が高まる中、延世大学の創業支援機関エスキューブに入居する企業フラット(代表:ペク・カンミン、ギョンミン)が、ファッションコミュニケーション産業向けプラットフォーム「クート(Cout)」のベータ版を公開した。
近年、オンライン主体のニッチブランドが市場をけん引し、製品の力だけでなく「視覚的言語」をいかに精緻に伝えるかがブランドの成否を左右している。消費者が自己表現の手段としてファッションを用いる現在、ブランドは非言語的なコミュニケーションで消費者と感覚的な接点をつくるファッションコンテンツの設計に取り組んでいる。
フラットが展開するクートは、ブランド、モデル、フォトグラファー、スタイリスト、クリエイティブディレクター、インフルエンサーといった感性の高い制作主体を一つのプラットフォームに集約し、従来のSNS中心のキャスティング手法に代わる仕組みを構築した。ブランドは職種と作業タイプでの二重フィルタリング機能を使ってフリーランサーを効率的に探せ、これまで平均2~3日かかっていたキャスティングを30分以内に短縮できる見込みだ。
現在のベータ版には1000人を超える感性の高いフリーランサーとブランドが登録されており、ユーザーにはポートフォリオ(制作物の保存庫)、コレクション(オンラインショールーム)、コンカード(ファッション履歴書)などで構成されるカスタマイズされたプロフィールページが提供される。これにより各自の制作ワールド観を直感的に伝えられ、ブランドは感性に基づいた基準で人材を選べる。
今後はAIベースの感性マッチング機能で、ブランドのアートディレクションの方向性とフリーランサーの作業傾向を分析し、マッチング精度をさらに高める計画だ。
フラットの関係者は「ファッションコミュニケーションは単なるコンテンツ制作を超え、ブランドと消費者の感覚的なつながりを設計する戦略的手段になった」と述べ、「クートはその接点を精緻に結ぶツールであり、感性重視のニッチブランド市場で新たな協業構造の標準になるだろう」と語った。
韓経ジョブ&ジョイオンラインニュースチーム記者 jobnjoynews@hankyung.com













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