
中東の情勢不安で国際原油価格が上昇し、燃料費の負担が重くなると、消費者の環境配慮型車への関心が高まっている。この動きは新車にとどまらず中古車市場にも波及し、電気自動車やハイブリッドなど燃費の良い車を探す人が増えている。
エンカは先月1日から8日までの自社プラットフォームにおける燃料タイプ別の検索データを分析し、電気自動車とハイブリッド車の検索比率が上昇したことを明らかにした。
エンカデータラボによれば、電気自動車の検索比率は先月初めの9.3%から今月初めの11.0%に上昇し、明確な増加傾向を示した。とくに中東の緊張が急激に高まった今月以降、検索が急増し、中古電気自動車への関心が短期間で急速に高まったことがうかがえる。
同期間、ハイブリッド車の検索比率も13.7%から14.6%に増加し、緩やかな上昇を示した。電気自動車と合わせ、環境配慮型車全般への関心が広がっている。
一方、ガソリン(47.4%→45.9%)やディーゼル(24.1%→22.7%)、LPG(5.2%→5.1%)など内燃機関車の検索比率は同期間にわずかに低下した。急激な原油価格の上昇で燃料費負担が重くなり、維持費を重視する消費者が増えたためとみられる。
同期間にエンカの顧客が最も検索した電気自動車はテスラ・モデル3 ロングレンジだった。続いてテスラ・モデルY RWD、ヒュンダイ・アイオニック5 ロングレンジ、テスラ・モデルY ロングレンジ、キア EV6 ロングレンジが上位を占めた。グローバルベストセラーを含む代表的なモデルへの関心が中古電気自動車市場で集中している。
ハイブリッド部門では、キア・ザ・ニュー・ソレント(MQ4)2WDが1位を記録した。以下、ヒュンダイ・サンタフェ(MX5)2WD、ヒュンダイ・グレンジャー(GN7)キャリグラフィ、キア・ソレント(MQ4)2WD、キア K8 ノブレスの順だった。上位にはSUVや準大型セダンなどファミリー向けモデルが多く、燃費と実用性を同時に重視する需要が高いことがうかがえる。
エンカの関係者は、国際原油価格の上昇で車両の維持費に対する関心が高まり、電気自動車とハイブリッド車の検索が増えていると指摘し、当分の間、燃料効率の高い車への関心は続く可能性が高いと述べた。
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