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1960年代後半から1980年に生まれた世代を指すX世代は、「節約」を旨とする既存世代とは異なり、「消費」を積極的に行った初の世代と分析される。経済的な豊かさの中で育ち、個性が強い彼らは「デジタル移民」と呼ばれるように、アナログ時代に育ちデジタル時代に適応した世代でもある。そのため受容できる文化の幅も広く、大衆音楽市場の多様性を牽引した主要な存在とされる。彼らが享受した音楽を、「歌謡トップ10」の90年代資料を基にZ世代に紹介する。〈編集者注〉
◆「歌謡トップ10」1996年5月1週:ソリッド「君は僕の初めてであり、最後だ」
◆歌手ソリッドは、
キム・ジョハン、イ・ジュン、チョン・ジェユンの3人組男性グループだ。015Bのチャン・ホイルがプロデューサーを務めた1stアルバム『GIVE ME A CHANCE』で1993年にデビューした。1995年発表の2ndアルバム『The Magic of 8 Ball』は100万枚超を売り上げ、大衆的な成功を収めた。この時のタイトル曲は「この夜の終わりをつかんで」だ。アルバムのヒットに伴い1stも注目を集め、制作側が急ぎ再発した経緯がある。
その後も「僕だけの友達」「天生縁分」「君は僕の初めてであり、最後だ」「もうその怒りを解いて」「ハッピーエンディング」など5曲のヒットを放った。正規アルバムを4作発表し、累計売上は約400万枚を記録した。4作目まで発表後、1997年に活動を休止し、21年ぶりの2018年に再結成して5thアルバム『Into the Light』を発表した。このアルバムは、長年プロデューサーとして活動してきたチョン・ジェユンがプロデュースした。
◆「君は僕の初めてであり、最後だ」は、
1996年発表のソリッド3rdアルバム『Light, Camera, Action!』のタイトル曲だ。「歌謡トップ10」で3週連続1位を記録し、MBCやSBSの音楽番組でも首位に立つほどの人気を博した。
この曲を収録した3rdアルバムは、著名な歌手たちのカムバックが相次ぐ時期に発売されたにもかかわらず約150万枚を売り上げ、2ndに続く連続ミリオンセラーとなった。1996年に発表されたアルバムの中でも上位に入るヒット作だ。
ヒットの要因は、タイトル曲「君は僕の初めてであり、最後だ」の人気に続き、後続曲「天生縁分」が逆走してタイトル曲を上回る支持を集め、結果的にロングヒット曲となったことにある。また「ハッピーエンディング」や「もうその怒りを解いて」といった連続した成功も勢いを後押しした。
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