Translation result
![音楽制作現場でAIの活用が広がっている。[写真:シャッターストック]](https://www.digitaltoday.co.kr/news/photo/202606/671202_620075_1931.jpg)
【デジタルトゥデイ AIリポーター】 グラミー賞を主管するレコーディングアカデミーは、AIを活用した音楽を一律に排除するのではなく、人間の創造性が一定水準以上介入した作品にのみ出品資格を認める基準を維持している。
1日(現地時間)、ITメディア『ザ・ヴァージ』の報道によれば、ハービー・メイソン・ジュニア(レコーディングアカデミーCEO)は、音楽制作現場でのAI活用が既に広範に広がっていると述べた。
メイソンは、特にポップやR&Bの制作現場でAIが事実上常用化していると説明した。コード進行の生成、ドラムループの補完、歌詞の作成、バックボーカルの制作、デモの生成など、作曲・制作全般にAIが用いられているという。18か月前にはAI生成物を比較的容易に見分けられたが、現在は品質が大幅に向上し、AIが作ったと聞いて初めて驚く水準になっていると述べた。AIが音楽産業に深く浸透した現実を如実に示す一節である。
このようにAI利用が日常化しても、グラミーの基準は人間の創作物に賞を与えるという原則を堅持する。AIが使われたからといって出品資格が失われるわけではないが、受賞対象はあくまで人間の貢献分に限られる。例えばAIによるバックボーカルが含まれる曲は作曲など一部の部門へ出品できるが、AIが行ったボーカル・パフォーマンス自体は受賞対象にならない。
具体的な審査基準は、人間の創造性が極めてわずかなレベルを超えて介入しているかどうかで判断される。レコーディングアカデミーは出品過程でAI使用の有無を問うほか、必要に応じて審査過程で追加資料や説明を求めることがある。ただし、人間とAIの貢献比率を自動的に判別する仕組みはまだ整っておらず、当面は創作者の自主的な開示と審査員の判断に依存するしかないとメイソンは説明した。
この基準はAI音楽の急増傾向とも連動している。ディーザーの集計によれば、AIで生成された曲が1日あたり5万曲以上アップロードされているという。レコーディングアカデミーは昨年約2万4000件の出品を受け付け、現時点では対応可能な水準と見ているが、AIコンテンツが審査を圧倒したり出品の生態系を混乱させるほどになれば規定を見直す可能性があると述べている。
AI技術の普及に伴い著作権問題も浮上している。メイソンはAI企業との対話を続ける一方で、創作者の著作権や知的財産を無断で利用し、事後に許諾を求める方式は危険だと指摘した。音声・画像・肖像の保護や学習データの透明性確保のための立法も必要だと強調した。
一方、レコーディングアカデミーはグラミー中継パートナーをCBSからディズニーとABCに移し、新たな飛躍を図っている。メイソンはこれを契機にドキュメンタリーや音楽コンテンツ制作を拡大し、TikTok・YouTubeなど若年層の多いプラットフォームへの配信も広げると述べた。













コメント0