
少子高齢化の危機が深刻化する中、居住地域による児童福祉の不均衡を診断し、解決策を探る大規模な学術の場が開かれる。
韓国児童福祉学会は「児童人口の変化と地域格差:児童福祉制度の対応戦略」をテーマに、2026年春季学術大会を開催すると発表した。今回の行事はHIT2階大講義室でのオフライン開催と並行して、韓陽サイバー大学のYouTubeチャンネルで全国に生中継され、各地の児童福祉の専門家や関係者が時間や場所の制約なく参加できる。
学術大会の中心的争点は、地方消滅の危機と直結する「福祉インフラの地域差」だ。午後のセッションでは、江原道、蔚山広域市、全羅北道、忠清南道といった4つの主要圏域の現場実態が詳しく取り上げられる。
発表資料によれば、江原道はソウルと比べて児童人口密度が最大で150倍の差があり、小児科を受診するために20分以上移動しなければならない「医療・ケアの空白地帯」が深刻だという。共働き世帯の割合が42%に達し「ケアの崖」に直面している蔚山では、時間当たり1,000ウォンで利用可能な「24時間責任ケアモデル」が新たな代替案として提示される予定だ。一方、全羅北道は全国で最も高い水準の児童貧困率を記録しているにもかかわらず、1人当たりに配分される福祉予算が全国平均を下回るという逆説的な状況が浮上している。
続くラウンドテーブルでは、こうした地域格差の原因を検証する。専門家の間では、問題は単なる保育所や福祉館などの物理的な「施設不足」ではなく、福祉資源の利用構造と地域ガバナンス設計にある「構造的欠陥」から生じているとの見方が共有され、白熱した議論が展開される見込みだ。
主催者のキム・ジンスク韓国児童福祉学会長(韓陽サイバー大学社会福祉学科教授)は、「韓国のすべての児童は、どこで生まれ育っても差別なく同等の福祉権を享受すべきという大原則がある。しかし現実には居住地によって提供されるサービスの質と量に明確な差がある」と指摘した。
キム会長はさらに、「今回の学術大会が地域ごとの児童福祉格差の実態を正確に把握し、中央政府と地方政府が協力して実効性ある政策課題を導き出す出発点となることを期待する」と強調した。
釜山=ドナムソン記者 aegookja@viva100.com













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