
ピョンチョン中央公園は子どもたちの笑い声で満ちていた。安養市は第104回子どもの日を迎え、子どもたち自身が都市の未来を語る特別な舞台を設けた。
5日午前9時から午後3時までピョンチョン中央公園で開かれた「安養市子どもの日祭り」は、単なる遊びのイベントにとどまらなかった。
今年のテーマは「安養、子どもの選択が始まる場所」。市は子どもたちが主体的に意見を述べられる「オープンマイク」を前面に据え、イベントの性格を明確にした。
会場には18の体験ブースが並んだ。AR技術でゲーム内キャラクターに現実で出会う「ARレーシング」、子どもの感情を分析する「AI言語遊び場」など、技術と遊びが融合した安養型の未来体験空間が設けられていた。
噴水の周りでは子どもたちが水しぶきをあげて駆け回り、木陰では家族が敷物を広げて休息を楽しんでいた。公園全体が一つの巨大な遊び場であり、憩いの場に変わっていた。

現場で会った子どもたちの反応は素朴だったが、その裏には確かな満足感が感じられた。
安養子どもニュースデスクのコーナーで会ったキム・スア(5歳)は家族と一緒に訪れ、「いいね」と短く言ったが、「次もまた来たい」と期待をのぞかせた。チェ・ハリ(7歳)はボール投げ体験の後に「今日は楽しかった」と述べ、「幸せでうれしい」と笑った。
子どもたちの短い一言が祭りの雰囲気をそのまま伝えていた。楽しさと安心感、そして家族と過ごす時間が生んだ前向きな感情だった。
「昆虫と図書館、私たちが夢見る安養」

オープンマイクのステージでは子どもたち自身が都市の未来を語った。ドクヒョン小に通うベ・ウォンジュン(12)君とベ・ウンチェ(9)ちゃんは、それぞれ昆虫と図書館という異なるテーマで安養の方向性を示した。
ベ・ウォンジュン君は「昆虫は生態系と食料生産の要だ」とし、保護の必要性を強調した。ミツバチなどの昆虫が世界の食料生産に大きく関わっている点を挙げ、「昆虫と共生する都市が良い都市だ」と語った。
彼はすでに英才院や多様な探究活動を通じて昆虫生態の研究を続け、日常生活でも観察と記録を欠かさない「子ども研究者」だった。
ベ・ウンチェちゃんは「図書館をもっと増やしてほしい」と願いを伝えた。現在は週に1回図書館を訪れているが、「週4回まで行きたい」と意欲を見せる。将来の夢は作家で、作文コンクールの受賞経験もある。
祭りは終わったが、問いは残る。「子どもの選択が始まる都市」という文言の通り、この日の安養の公園は単なるイベント会場ではなく、都市の未来を試す空間になっていた。
昆虫と本、遊びと技術。異なる物語が一つの場所で交差し、子どもたちはすでに自分なりのやり方で安養の明日を描き始めていた。













コメント0