
先日の11日、ヨングァン郡の家庭幸福課職員と保護者1人と共に、チョンウプ市のメイプルランドを訪れた。定休日だったため来場者はほとんどいなかったが、かえって施設の隅々まで落ち着いて見て回れた。室内キッズカフェ「천사히어로즈」と屋外複合遊び場「기적의놀이터」を順に見学しながら、以前から抱いてきた信念を改めて確信した。子どもたちが本当に長居したがるのは「設備の整った施設一つ」ではなく、屋内と屋外を自由に行き来できる広い空間そのものだという点だ。
2007年に議員活動を始めて以来、人口減少と若年層の流出対策を最優先課題に据え、若者定着支援や出産・育児支援の拡充に取り組んできた。特に力を入れてきたのは、子どもがのびのび遊べる広い空間を整備することだ。狭い単一の施設だけでは若い家族の足を止められないからだ。
また、その空間は子ども向けの多様な施設が一か所に集まってこそ完成する。今回見学したメイプルランドはまさにその好例だ。約6万坪の敷地には「천사히어로즈」キッズカフェ、「기적의놀이터」、国民レジャーキャンプ場、エクストリームスポーツ施設、童話の村、デジタルメディアアートセンター、ウォーターレジャーおよび水生態体験ゾーン、林産物体験団地など、子どもと家族向けの施設が一堂にそろっていた。子どもたちは室内で遊んだ後そのまま芝生へ駆け出し、親はその様子を見守りながら半日を過ごす。人が集まり滞在する理由は、結局「施設」ではなく「空間」にあると実感した。
では、合計出生率が7年連続で全国1位を達成した我がヨングァンにはこうした空間が存在しているのか。保護者の話を聞くと、ヨングァン管内には類似の施設や空間がなく、子どもとともにクァンジュなど近隣の大都市のキッズカフェへ「遠征」に出かけるという。全国1位という誇らしい出生率の裏で、実際には子どもたちが思い切り遊べる空間すら十分に備わっていないのが恥ずべき現実だ。子を多く生む町なら、子どもたちが最も幸せに育つ町であるべきだ。
もちろん6万坪もの規模をすぐに実現するのは難しい。しかし1万坪、難しければ最低でも5千坪程度の用地が確保できれば、十分に意味のある空間はつくれる。重要なのは規模ではなく、点在する子ども向け施設を一つの場所に集めてシナジーを生むことだ。室内遊戯施設、屋外遊具、家族の休憩スペース、体験施設が一体となれば、家族単位の来訪者が半日、1日を過ごす「滞在型空間」となる。
既に似た経験をしている。ヨングァン郡の青年育児交流拠点がその例だ。本来は育児機能を中心に計画されたが、複合施設にすれば国の補助金が増えるという理由で青年支援機能も盛り込んで建設された。その結果、育児機能だけで手狭になり、育児も青年支援もどちらも十分に機能していない。狭い用地に多機能を詰め込めばどうなるか、我々は既に身をもって確認した。
同じ過ちを繰り返してはならない。町中心部の狭い用地に無理に詰め込むのではなく、多少郊外に出ても十分な用地を確保し、子ども関連施設を段階的に集約する長期的なマスタープランが必要だ。最初の一歩の掛け方で、5年後・10年後のヨングァンの姿は変わる。
第9期ヨングァン郡議会の任期も残り約1か月だ。2007年から主張してきた信念を最後まで住民と執行部に伝えたい。ヨングァンの子どもたちに必要なのは「施設一つ」ではなく「空間一つ」だ。「ヨングァンに行けば子どもと一日遊べる場所があるよ」という一言のクチコミが若い家族を引き寄せるよう、町の狭い中心部ではなく広い野原に子どもたちの笑いが集う空間がヨングァンに実現することを切に願う。













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