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▲ 2024年 KBOリーグ KIAタイガースでプレーしたエリック・ラウアーが年俸調停公聴会では膝をついたが、トロント・ブルージェイズのマウンドの一角を占める見込みだ。
【スポーティビニュース=キム・ゴンイル記者】最大の恩恵を受けるのはエリック・ラウアーだ
先発陣の相次ぐ故障によりトロント・ブルージェイズの投手陣に警報が点灯した件を、MLB公式サイトのMLB.comは20日(韓国時間)付の記事でこう報じた。
記事によれば、トレイ・イサビジが右肩の衝突症候群で故障者リスト(IL)入りし、開幕ロースターから外れた。これに加え既に離脱しているホセ・ベリオス(右肘のストレス骨折)、シェーン・ビーバー(右前腕の疲労)も控えており、先発陣は事実上穴だらけの状態になった。
当初、ベリオス離脱の時点では状況は耐えうると見られていた。メジャー級の先発投手が6人以上確保されていたためだ。しかし今回は事情が異なった。イサビジまで離脱したことで、開幕ローテーションそのものが直接的な打撃を受けた。
その結果、MLB.comはラウアーを代替案として挙げている。ラウアーは今季のスプリングキャンプを通じて先発を志望しており、球団も前向きに検討している。ジョン・シュナイダー監督は「ラウアーは先発として出る良い機会をつかんだ」と述べ、実質的にローテーション入りの可能性を示した。

▲ KIAタイガーズのレギュラーシーズン最終戦で先発を務めたエリック・ラウアー。ⓒ KIAタイガーズ
ラウアーは昨シーズンもチームの救援と先発を兼ねて起用された。先発として15試合に登板し、防御率3.77を記録して崩れかけたローテーションを支えた。特に今季がフリーエージェント(FA)年である点を踏まえると、先発の機会は彼のキャリアにとって重要な分岐点になり得る。
ラウアーは昨シーズン、KIAタイガーズと契約して代替選手としてKBOリーグにデビューした。メジャー通算120試合登板の経験を持つ選手として期待を集めた。
KBOを踏み台にメジャー再挑戦を狙ったが、思うような結果は得られなかった。KIAでは7試合に登板して2勝2敗、防御率4.93に留まり、際立った成績は残せなかった。韓国シリーズでは第3戦に先発して5回2失点と健闘したが、チームを勝利へ導けなかった。
結局KIAはラウアーとの契約に終止符を打ち、ラウアーは米国へ戻ったが、これが彼の転機となった。ラウアーは2025シーズン前にトロントと契約し、28試合(うち先発15試合)で9勝2敗、防御率3.18と復調を果たした。
ラウアーは昨年6月、MLB.comのインタビューで、KIAから「12時間以内に韓国行きを決めてほしい」と迫られたことを「本当に恐ろしく感じた」と語っている。
問題はそれだけにとどまらない。ラウアーが先発に回ることでブルペン編成にも変化が生じるは避けられない。本来はロングリリーフとして想定されていた投手が先発の穴を埋める必要が出て、ブルペンには最低8人の投手が必要な状況になった。
現時点で確定的なブルペン戦力はジェフ・ホフマン、ルイス・バランド、タイラー・ロジャース、ブレンダン・リトル、メイソン・フルハティの5人だ。ここに新人ブレイデン・フィッシャーの合流もほぼ確実視されている。

▲ 2024年シーズンにサムスン・ライオンズでプレーしたコナー・シボルド。2026年シーズンはトロント・ブルージェイズとマイナー契約を結んだ。
残る席を巡る競争も激しい。オプションのないトミー・ナンス、ルール5ドラフト出身のエンジェル・バスタード、スペンサー・マイルズをはじめ、チェイス・リー、コナー・シボルド、ジョシュ・フレミング、ジェシー・ハンらが候補に挙がっている。シボルドもラウアーと同様にKBO出身だ。
先発の予備戦力も不安が残る。現在の40人ロースター内で追加の先発候補はラザロ・エストラダが事実上唯一と見なされている。有望株のアダム・マッコーやゲージ・スタニファーが控えているが、即戦力と見なすにはまだ時間が必要だ。
現地の評価は「これ以上の故障は耐えられない」というものだ。実際、ブルージェイズは開幕を前に外部補強の可能性も模索しており、特に先発とブルペンを兼務できるベテランのスイングマン確保が現実的な対策として検討されている。













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