![2026 国際サッカー連盟(FIFA) ワールドカップを控えた2026年5月12日(現地時間)、カナダ ブリティッシュコロンビア州 バンクーバーに位置するBCプレイススタジアムで行われたメディアツアーで、新たに敷設された天然芝と改修された競技施設が公開されている。[写真=聯合ニュース·ロイター]](https://cdn-union.tenbizt.com/contents/crawler-dev/image/2026/05/CP-2023-0070/image-49131f40-105d-4abd-bd66-a691c8a0dd38.jpeg)
6月11日から7月19日(現地時間)までアメリカ、カナダ、メキシコの3カ国16都市で開催される2026 国際サッカー連盟(FIFA) 北中米ワールドカップに「猛暑注意報」が出された。大会全体の試合の約4分の1が極度の熱ストレス環境で行われる可能性があると、気候科学者らが警告している。
5月15日(韓国時間)、多国籍の気候研究者グループである世界気象特性(WWA)は前日に公表した公開書簡と分析報告を通じ、地球温暖化の影響で2026年大会の選手と観客は1994年の米大会よりはるかに厳しい猛暑と高湿度の危険に直面していると強調した。
WWAは猛暑リスクの評価に、温度・湿度・日射・風を総合的に反映する「湿球黒球温度(WBGT)」を用いた。分析の結果、今回の大会の総104試合のうち26試合がWBGT26度以上の条件で行われると予測された。
国際サッカー選手協会(FIFPRO)のガイドラインによれば、WBGTが26度に達すると選手保護のために義務的にクーリングブレイク(給水休憩)を実施する必要がある。28度を超えると試合を継続するのは危険と判断され、試合の延期または中止が推奨される。WWAは今回のワールドカップでFIFPROが延期を推奨するWBGT28度以上の環境で行われる試合が5試合あると明らかにした。
これは同大陸で開催された1994年米ワールドカップと比べて大きく悪化した数値だ。WWAによれば、1994年は同程度の猛暑リスクの試合が21試合だったのに対し、今回の大会では「中止レベルの猛暑」リスクがほぼ2倍に増加しているという。
問題は競技場のインフラだ。猛暑基準を超える26試合のうち17試合はダラス、ヒューストン、アトランタなど冷房を備えた室内スタジアムで行われる。しかしマイアミ、カンザスシティ、フィラデルフィア、ニュージャージーなど残る会場は屋外施設で、高温多湿の環境にそのままさらされる。
選手だけでなく観客の安全にも赤信号が灯る。気候科学者でインペリアル・カレッジ・ロンドン(ICL)のフリーデリケ・オット教授は、選手も危険にさらされるが競技場外に集まる観客のほうがはるかに大きな危険に置かれていると警告した。観客は選手のように即時かつ多数の医療対応を受けにくく、猛暑に対してより脆弱だからだ。
来る7月19日(現地時間)にアメリカ・ニュージャージー州メットライフ・スタジアムで行われる決勝戦も猛暑の影響下にある。WWAは決勝当日の試合環境がWBGT26度以上になる確率を約12.5%、28度以上になる可能性を2.7%と見込んでいる。
猛暑への懸念が高まる中、FIFAも対策に着手した。FIFAはWBGTと熱指数を統合したリアルタイム気象データのモニタリングシステムを稼働させており、極端な気象状況が発生した場合にはクーリングブレイクの実施に加え、試合の遅延や延期を含む緊急対応プロトコルを即座に適用する準備があると説明している













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