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▲ アン・セヨンを追っていたワン・ズーイの、ヤマグチへの連勝が止まった。アン・セヨンとの決勝対決への期待も一瞬で崩れた。 ⓒ 中国ソーフー
【スポティビニュース=チョ・ヨンウン記者】アン・セヨン(24、サムスン生命)と今シーズン女子シングルスの決勝図を作ってきたワン・ズーイ(世界ランク2位、中国)が予想外の敗北を喫し、シンガポールオープンの決勝目前で姿を消した。
ワン・ズーイは30日、シンガポール・インドアイスタジアムで行われた2026年世界バドミントン連盟(BWF)ワールドツアー・スーパー750 シンガポールオープン女子シングルス準決勝で、山口茜(世界ランク3位、日本)に1-2(13-21、21-17、15-21)で敗れ、準決勝敗退となった。
衝撃的な結末だった。ワンはこの大会前まで山口に対して9勝6敗と優勢を保ち、2023年4月以降一度も敗れておらず6連勝中だった。今年の対戦でも3度とも勝利しており、事実上の“天敵”と見なされていた。
だが、最近タイオープンで優勝して勢いに乗る山口は違った。第1ゲーム序盤は5-5で拮抗していたが、その直後に9連続得点を奪い、一気に主導権を握った。ワンは本来の精密なコントロールとラリー運びを発揮できず、13-21で第1ゲームを落として後手に回った。
▲ アン・セヨンを追っていたワン・ズーイの、ヤマグチへの連勝が止まった。アン・セヨンとの決勝対決への期待も一瞬で崩れた。 ⓒ 中国ソーフー
とはいえ、勝負は終わっていなかった。ワンは過去の対戦でも第1ゲームを先に失いながら逆転した経験がある。実際、第2ゲームでは粘り強さが戻った。インターバルまでは押されていたが、コートを広く使って山口の体力を削り、14点以降に逆転に成功した。17-15では40回を超える長いラリーを制して集中力を見せ、スコアを1-1に戻した。
しかし、最後の第3ゲームが勝負を分けた。ワンは珍しくサーブミスが増え、動揺を隠せなかった。一方で、第2ゲームで体力の懸念があった山口は堅い守備と正確なコース取りで流れを渡さなかった。結局ワンはこれまで山口相手に何度も演じてきた逆転劇を今回は再現できず、準決勝でコートを後にした。
この敗戦でワンはアン・セヨンとの決勝再戦の機会を失った。今シーズン、両者はマレーシアオープン、インドオープン、全英オープン、アジア選手権、ウーバーカップなど主要大会の決勝で立て続けに顔を合わせ、女子シングルスの二強図を形成してきた。
結果的にアン・セヨンが全英を除く多くの大会で優勝を重ねたが、ワン・ズーイは現時点でアンを最も執拗に追い詰めてきたライバルだった。
▲ 日本の山口がワン・ズーイを破り、アン・セヨンとシンガポールオープン決勝で対戦する可能性が高まった。タイオープン優勝に続き2大会連続で決勝進出と勢いがある。
今大会も両者の決勝対決が有力視されていたが、山口が予想外の伏兵として現れたことでシナリオは一変した。
一方、アン・セヨンは間もなく“元来の宿敵”チェン・ユーフェイ(世界ランク4位、中国)と決勝進出を争う。かつては苦戦した相手だが、最近の流れは変わっている。通算成績は15勝14敗と逆転しており、山口との決勝対決の可能性に注目が集まる。













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