” />ユン・ソンニョル前大統領の「12・3戒厳」に関連する内乱首謀者容疑の1審無期懲役判決を巡り、国民の力指導部のメッセージが明確に食い違った。党の責任を言及し頭を下げた院内代表とは異なり、党代表は判決の正当性自体を問題視し、事実上司法判断への不信を表明する発言を続け、「同床異夢」批判が提起されている。
ソン・オンソク国民の力院内代表は20日、声明を通じて「我が党が輩出した前職大統領の有罪判決に責任を痛感し、国民に申し訳ない」と述べた。続けて「法の前に万人は平等であり、誰も法の上に立つことはできないという法治主義の原則を再確認する契機となることを願う」と強調し、判決を重く受け止める姿勢を見せた。
また「憲政秩序を脅かし破壊するいかなる勢力や行為とも断固として線を引く」とし、党の責任論と省察を前面に出した。
一方、チャン・ドンヒョク国民の力代表は20日、記者会見で全く異なる決意のメッセージを発信した。彼は「残念で悲惨だ」とし、「まだ1審判決であり無罪推定の原則は誰にでも適用されるべきだ」と主張した。特に「戒厳がすぐ内乱ではないという立場を明確にしてきた」とし、既存の党の基調を再確認し、判決について「論理的欠陥が見つかる」と指摘し、裁判所の判断に疑問を呈した。
さらにチャン代表は判決を契機に現政権との政治的攻勢までつなげた。憲法第84条を言及し、イ・ジェミョン大統領の裁判再開を促すなど、事案の焦点を「司法判断受容」ではなく政治的争点に拡大させる姿を見せた。
同じ党の指導部が同一の判決を巡って全く異なる言葉を使う場面は、党のメッセージの混乱を如実に示したとの評価がある。一方は責任と省察を強調し収拾モードに入ったのに対し、もう一方は判決の正当性に疑問を呈し、既存の政治的フレームを維持することに集中した。
これについて政界では「司法判断の前で最低限の一貫した党の立場さえ整理されていない」という指摘が出ている。特に前職大統領の重大犯罪1審判決という前代未聞の状況で、指導部が統一されたメッセージを出せなかったことは、党の危機対応能力の欠如を示す象徴的な場面だという批判も提起されている。
一方、ソン院内代表の「責任痛感」とチャン代表の「判決不信」は同じ事件を見つめる党内の認識の亀裂を浮き彫りにした点で、国民の力が今後どのような公式路線を選択するか政治的試金石に立たされているとの分析がある。













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