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【マイデイリー = 高尺 キム・ジンソン記者】「耐えればいい。6~7回までは投げないだろう。」
KTウィズのイ・ガンチョル監督は8日、高尺で行われるキウム・ヒーローズ戦を前にそう語った。キウムはエースのアン・ウジンを先発に送ったが、アンはリハビリ中で長いイニングは期待できないと見ており、同じような流れなら試合中盤以降に勝負をかければ勝てると読んでいた。

試合は、まさにイ監督の読みどおりに進んだ。実際、アン・ウジンはこの日4イニングで奪三振8を記録し無失点だったが、コンディションはあまり良く見えなかった。フォーシームは157kmまで出したものの、スライダーを多用し、毎回のように走者を出していた。結局4イニングで76球を投げ、5回からはパク・ジンヒョンにマウンドを譲った。
一方のKTでは、国産の左腕でエース級に成長したオ・ウォンソクが6回まで無失点を続けた。KTは6回に3点を先制し、そのリードを守って勝利を収めた。試合展開にはKTにわずかな幸運が、キウムにはわずかな不運が重なっていた。
0-0で均衡していた5回裏。先頭のパク・ジュホンが2死無走者で3打席目に入った。オ・ウォンソクの初球、131kmのチェンジアップが内寄り高めに入ってきて、力強く引っ張った。打球は約99mの飛距離で右側のポール付近に当たって落ち、ホームラン判定となった。
しかしKTはビデオ判定を要求した。問題は、フェンス上に設置された黄色い安全フェンスの上部ポールに当たったのか下部ポールに当たったのかという点だった。上部ならホームラン、下部ならヒットとなるはずだった。ところがスローモーションで確認すると、打球はポールには当たっておらず、ポールの右側にわずかに落ちたフェンスに当たって落下していた。結果はホームランでもヒットでもないファウル。差は文字通り“葉一枚”だった。
こうしてキウムの先制点は取り消され、パク・ジュホンは再び打席に入った。彼の流れは明らかに切れており、結局空振り三振に倒れて5回裏は無得点に終わった。KTは6回表、1死1・2塁でユ・ジュンギュが右翼深くへ放つ先制の2点三塁打を放ち、形勢を握った。ユ・ジュンギュにとってはプロ初の三塁打だった。
キウムにはここでも疑問が残る場面があった。続く1死3塁の状況で、前進守備を敷いていた二塁手アン・チホンがイ・ジョンフンの打球を処理したが、ホームへ送球せず1塁を選んだ。結果論ではあるが、前進守備までしていたのだから、思い切ってホームを狙ってもよかったのではないか。こうしてKTが1点を奪った。
この日はユ・ジュンギュが全てにおいて好調だった。直後の6回裏守備ではアン・チホンの打球を見事なダイビングで止め、8回には適時打を放って自身初の3安打3打点の試合を作った。結局、特級エース相手に粘ったKTがユ・ジュンギュの攻守で勝ち星を積み上げた。

もちろん、KTが粘って勝てたのは何より先発のオ・ウォンソクがしっかり投げたからだ。オ・ウォンソクはこの日7回を投げ、4安打5奪三振1四球無失点でシーズン4勝目を挙げた。
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