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【マイデイリー=シム・ジェヒ記者】2026ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で韓国を沈黙させたドミニカ出身の左腕が、メジャーリーグでも本格的に頭角を現している。フィラデルフィア・フィリーズのクリストファー・サンチェス(30)は好投を続け、今季5勝目をマーク。LAドジャースの大谷翔平にとってのサイ・ヤング賞最大の対抗馬の一人に浮上している。
サンチェスは17日(以下韓国時間)、ペンシルベニア州PNCパークでのピッツバーグ・パイレーツ戦に先発。9回を投げ切って完投勝利を挙げた。9回6安打無四球13奪三振の内容で、チームの6-0勝利を支えた。
108球を投げ、74球がストライク判定と精密な制球を示した。『知っていても打てない』と評されるシンカーを軸に相手打線を封じ、最高で時速96マイル(約154.5km)超のシンカーで打者を圧倒した。スライダーとチェンジアップも織り交ぜ、3球種だけで完封を完成させた。
9回には大きなピンチもあった。1死後に連打を浴びて1死1、2塁とされたが、配球を切り替えシンカーを封印してチェンジアップ主体に変更。これで三振を奪い、最後はスライダーとシンカーを組み合わせてゴロを打たせ、完封を確定させた。100球を超えても集中力を切らさず、自ら試合を締めた。

これで今季5勝(2敗)目。10試合の先発で64.1回を投げ、防御率(ERA)1.82を記録した。与四球14、奪三振80、被打率.251、WHIP1.20と優れた成績をマークしている。6日のアスレチックス戦では8回3安打無失点、11日のロッキーズ戦では7回6安打無失点と続けて好投し、3連勝を達成。直近29.2回の連続無失点も続いている。MLB.comはサンチェスが29.1回無失点で今季トップの成績を残していると注目した。
WBCでは韓国相手に圧巻の投球を見せた。準々決勝で5回2安打8奪三振1四球無失点の内容で、ドミニカ共和国は7回コールドで10-0の勝利を収めた。この結果を受け、大谷とのサイ・ヤング賞争いで注目が集まっている。大谷は今季、投手として3勝2敗、防御率0.82を記録している。ほかには昨年サイ・ヤング賞を受賞したピッツバーグのポール・スキンスや、ミルウォーキーのジェイコブ・ミズラウスキーも候補に挙がる。スキンスは6勝2敗、ERA1.98、ミズラウスキーは3勝2敗、ERA2.12を記録している。
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