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防弾少年団(BTS)が滞在した場所は、どこでも観光地になる。21日のBTS完全体公演を前に、スターの足跡をたどって韓国全国を巡るいわゆる「アーミーロード」が活気づいている。ファンコミュニティプラットフォームWeverseの累積加入者数が1億人に達する世界的なファンダムの注目が、100年ぶりに姿を取り戻した光化門の月台(宮殿の主要建築に設けられた広い基壇)や国王が歩いた御道路に集まり、韓国観光の重心も古宮や 地域へ移りつつある。
観光業界によれば、今回の公演を機に、外国人観光客の行程はスターの足跡を追うような精緻な動線に再編される見込みだ。

月台から勤政殿まで約500メートル…古宮ツアーの核心ルートが浮上
BTSの今回の公演の舞台である光化門月台と景福宮内部を貫く約500メートルの区間が、聖地巡礼の核心スポットとして急浮上している。
王と民が交流した象徴的な空間の月台から光化門中央門を経て、国王の専用通路である御道路に沿って勤政殿へ至る直線コースは、今回の公演のオープニングステージとしても予告され、世界中のファンにとって新たな象徴となる準備が整った。
既にファンの間では、2020年に米NBC『ジミー・ファロン・ショー』の背景になった勤政殿や慶会楼を、今回の月台コースと一体化させるツアーの議論が活発だ。古宮ツアーは単なる遺跡見学を超え、スターが立っていた場所を実際に踏みしめ、その視線を追体験する感情的な体験へと進化しつつあり、今後の古宮夜間開放など体験型プログラムへの海外ファンの需要はさらに高まるだろう。

デジタルガイドが設計した「5日巡礼」…日常に浸透した動線
インターパークトリプルの2023年資料によると、外国人の韓流公演チケットの再購入率は42.0%に達する。こうした高い忠誠心を持つファンは、ただ観るだけでなく、スターの日常や嗜好がにじむ場所を精巧に探し歩き、滞在日数を延ばす傾向がある。
特にRedditなど海外コミュニティを中心に広がる「5日間の韓国巡礼ガイド」は、彼らの実質的な道標として機能している。旅程の前半は「成功物語」と「芸術的嗜好」に焦点を当てる。
ファンは龍山の社屋近くにある「HYBE INSIGHT」を起点に、RMがよく訪れる場所として知られる国立中央博物館の「思索の部屋」やリウム美術館をめぐり、スターと同じ視線を共有する体験をする。
続く日程は、メンバーの練習生時代の思い出が残る論峴洞の学洞公園や「ユジョン食堂」、旧社屋付近の「カフェ休暇」へとつながる。
旅程の後半は、ジェイホープの像やメンバー別のベンチが設けられたソウル森林を散策し、RMの姉が営む聖水洞のカフェや、Vの写真で知られる乙支路の喫茶店など日常の空間を巡る。最後に崇礼門やノドゥル島など過去の公演地を訪れて、5日間のソウル巡礼を締めくくる構成だ。

平昌の森から釜山の故郷まで…国土全体が巡礼地となる
聖地巡礼の熱気はソウルを越えて韓国全国へと広がっている。ファンはメンバーゆかりの地を直接訪ね、彼らの幼少期の記録を掘り起こすことで地域観光に新たな活力をもたらしている。
ジミンとジョングクの故郷である釜山南区のカフェ「メグネイト」や北区万徳洞一帯、ジェイホープの故郷である光州のペンギン村、シュガとVの縁の地である大邱飛山洞の壁画通りなどは、すでに海外ファンにとって必訪地として定着している。
特に江原道平昌の「BTSイン・ザ・フォレスト」撮影地には、メンバーが享受した休息をそのまま体験しようという需要が集中し、山間地域にもかかわらず高い予約率を記録するなど、実質的な効果が確認されている。
江陵注文津の向湖海岸のバス停も、アルバムジャケットのワンシーンを再現しようとするファンで、オフシーズンがない名所になっている。
チャンス・チョン米国パデュー大学教授でヤノラジリサーチ所長は、ネットフリックスの生中継で世界数百万人に配信される今回の公演は、わが国の歴史と文化を同時に伝える一種の「グローバル・ファムツアー」の役割を果たすと指摘。単なるイベントを超え、韓国を訪れようとするファンの欲求を実際の行動に移す強力な聖地巡礼の動機づけになるだろうと分析している。













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