
【ツアーコリア=チェ・インチョル記者】 本格的な夏休みシーズンを前に、済州が再び酒席の話題の中心に浮上している。ハイトジンロ(代表:チャン・インソプ)は今月限定で「チャミスル フレッシュ」済州エディションを発売し、島内の飲食店や居酒屋などを舞台に感性を打ち出すマーケティングを本格化させた。
今回のエディションの目玉は、トルハルバンに扮したヒキガエルだ。チャミスルの顔ともいえるマスコットのヒキガエルが済州の守護神トルハルバンに変身した姿をラベル前面に配し、見るだけで済州旅行の高揚感を呼び起こす。満開の菜の花畑、ハルラ山の雄大なシルエット、粗削りだが親しみのある済州の石垣道をあしらったラベル3種も用意し、コレクション心を刺激する。すっきりとモダンな既存のチャミスル書体は維持しつつ、済州らしい色合いを加えてブランドのアイデンティティと地域の情緒を同時に打ち出しているという評価だ。
ハイトジンロはパッケージ変更にとどまらず、現地での消費者プロモーションも展開する。エディション購入者には済州専用のソジュグラスやジンロのお守りキーホルダーなど地域限定グッズを配り、旅の土産を求める観光客と一風変わった体験を求める地元住民の双方の関心を引く戦略だ。
チャミスル済州エディションは今月第2週から済州地域内の飲食店・酒場などで順次販売される。今回の限定版は2017年、2025年に続く3回目の済州エディションで、ハイトジンロが数年にわたって磨いてきた地域密着型マーケティングの延長線に位置づけられる。避暑シーズンに済州を訪れる内外の観光客が大幅に増える時期を見据え、商圏活性化とブランド体験の両面を狙った布石といえる。
ハイトジンロのマーケティング室関係者は「繁忙期に済州を訪れる観光客とここに暮らす地域住民が、チャミスル一杯を通じて済州ならではのロマンと記憶を作れるよう今回のエディションを企画した」と述べ、今後も感覚的な地域マーケティングで韓国全国の消費者と活発にコミュニケーションを図っていく考えを示した。
ソジュ1本が単なる酒を超え、旅の思い出になる時代だ。トルハルバンに扮したヒキガエルが差し出す一杯が、この夏の済州の夜をどれだけ特別にするか注目だ。













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