
エイブラハム・リンカーン空母打撃群[EPA=聯合ニュース 資料写真提供][EPA=聯合ニュース 資料写真提供]
米国がイランとの全面戦争を念頭に置き、2003年のイラク侵攻以来最大規模の空軍力を中東に集結させました。
現地時間18日、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)など海外メディアによると、米軍は最近数日間で最先端のステルス戦闘機F-35とF-22、F-15、F-16など主力戦闘機編隊を中東地域に急派しました。
これに空中給油機や早期警戒機、指揮統制機など支援戦力まで大挙して移動し、事実上の「戦時態勢」を整えました。
WSJは「現在米軍が中東に集結させた空軍力は2003年の『イラク自由作戦』以来最大規模」とし、「単なる武力誇示ではなく、数週間持続できる大規模空中戦遂行能力を確保したもの」と分析しました。
これは昨年6月のイランとイスラエル間の「12日間戦争」の際、米国がイランの核施設3カ所を精密攻撃した単発的作戦「ミッドナイトハンマー」とは次元の異なる動きです。
米国防総省関係者らは、今回の戦力がイランの核プログラムだけでなく、弾道ミサイル基地、イラン革命防衛隊司令部など広範囲な標的を同時に攻撃できるレベルだと評価しました。
海上戦力も目立って増強しました。
すでにアラビア海で作戦中のニミッツ級空母エイブラハム・リンカーン号に続き、原子力空母ジェラルド・R・フォード号が地中海を経て中東に向かっています。
CNNは情報筋を引用し、「米軍は早ければ今週末にイランを攻撃する物理的準備を整えた」とし、「ホワイトハウスはすでに国防総省から作戦準備完了の報告を受けた」と報じました。
攻撃開始時期に関しては変数が残っています。
来る23日に閉幕する2026ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季オリンピック、すでに始まったイスラム教の断食月(1ヶ月間日の出から日没まで飲食を禁じるムスリムの宗教的義務)ラマダン、そして来る24日に予定されているトランプ大統領の政権2期目最初の国政演説などが考慮事項です。

トランプ米国大統領(左)-アリ・ハメネイ・イラン最高指導者[EPA=聯合ニュース 資料写真提供][EPA=聯合ニュース 資料写真提供]
トランプ大統領は現在、外交と戦争の間で最後の熟考を重ねています。
ニューヨーク・タイムズ(NYT)は「戦争を終わらせると公約したトランプ大統領が、過去1年間で少なくとも7回目の海外国家に対する攻撃であり、イランを相手に2回目の攻撃を検討しなければならないジレンマに陥った」と伝えました。
イランも決死の抗戦態勢です。衛星分析の結果、イランはイスファハーン核施設といわゆる「ピッケル山」地下トンネル入口をコンクリートと土砂で覆い、防護力を強化したことが明らかになりました。
また、世界の原油輸送量の約5分の1が通過する「グローバルエネルギー動脈」ホルムズ海峡に革命防衛隊海軍を前進配置し、イスラエルおよび中東内の米軍基地に対するミサイル報復攻撃も準備中です。
米軍当局は、イランの報復に備えてパトリオットミサイルとTHAAD(高高度ミサイル防衛システム)砲台を前進配置しました。ある軍事関係者は「短期戦の防御能力は十分だが、拡大時に長期的な防御態勢を維持できるかが鍵」と述べました。
トランプ大統領の長女婿であるジャレッド・クシュナーとスティーブ・ウィトコフ特使は、最近ジュネーブであったイランとの水面下接触の結果を大統領に報告したとされています。
海外メディアは「トランプ大統領が外交的解決を好む信号を送っているが、交渉決裂時に躊躇なく軍事力を使用する名分を積み上げているのかもしれない」と分析しました。
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イ・ジユン(easyun@yna.co.kr)













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