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現代自動車は中国市場で「アイオニック」ブランドを公式にローンチし、電動化戦略に再び賭けを仕掛けた。かつて内燃機関中心の戦略で苦戦した中国市場で、現地向け技術とブランド再編によりEV中心のブランドとして再起する意図があると受け止められている。特に現地の自動運転企業との協業やEREV(航続距離延長型電気自動車)の導入など、中国のEVエコシステムに合わせた戦略で反転を狙う。
◇脱アイオニックネーミング…「アース」・「ビーナス」公開
7日から10日まで中国の現代モータースタジオ北京で開かれた「アイオニックブランドローンチイベント」で、アイオニックの中国進出を公式化し、コンセプトカー2種を世界初公開したと10日に発表した。
現代はブランドビジョン「ヒューマニティへの進歩」のもと、中国消費者向けにカスタマイズした技術を組み合わせた新たなアイオニックを完成させたと説明している。
今回のブランドローンチは単なる新車発表にとどまらず、アイオニックの技術や製品、サービスを中国顧客のライフスタイルに合わせて再構築する試みだ。
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現代は中国の自動運転技術専門企業「モメンタ」と協業し、現地に最適化した自動運転技術の実装を目指す。また、現代として初めてのEREV技術を中国市場で披露する予定だ。
従来の「アイオニック」ネーミングを変え、中国市場では惑星をモチーフにした新たなモデル名体系を導入することで、中国向けの電動化体験を完成させる方針を掲げる。
さらに中国市場向けの新しいデザイン言語「ディ オリジン」も紹介された。これまで見たことのない、一本の曲線で構成されるシルエットにより、アイオニックが追求する「最高の第一印象」を象徴的に表現している。
現代は「ビーナスコンセプト」と「アースコンセプト」を公開した。ビーナスコンセプトは金星の明るいエネルギーに着想を得たセダンのコンセプトカーだ。外装はレディアントゴールドで仕上げ、フレーム構造のルーフと透明なスポイラーを採用し、ハイテクな印象を演出している。
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アースコンセプトは地球の生命力と生物学的バランスを体現したSUVコンセプトだ。線とボリュームの緻密なバランスで未来志向のデザインを完成させ、ボルトのディテールでアウトドア性を強調しつつ、「オーロラシールド」カラーで調和の中の美しさを表現している。
◇中国再挑戦…苦い過去から反転へ
中国市場は現代にとって長年の課題だ。現代は2016年まで年間約114万台を販売し上位を維持していたが、2017年のTHAAD問題以降、不買運動やローカルブランドの急成長、電動化対応の遅れが重なり、急落した。
その結果、2024年の販売台数は約15万台にまで落ち込み、市場シェアは1%未満となっている。とりわけ中国の新車市場でEV比率が50%を超える中、BYDやジーリー、上海汽車などのローカル勢が約90%を占め、市場を席巻している。
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こうした状況を受け、現代はアイオニックを前面に押し出し、電動化を軸に戦略を全面的に再編している。単に車を売るだけでなく、技術・デザイン・ブランド体験を含むあらゆる要素を中国市場向けに再構築する「現地化戦略」が核心だ。
現代は今月末の「2026北京国際モーターショー」で今回のコンセプトカーを改めて披露し、電動化戦略を本格始動させる計画だ。公開モデルは今後の中国向け量産車の方向性を示すものと見られている。
リペンカン北京現代総経理は、アイオニックの妥協できない原則である「グローバル最高水準の安全と品質」の上に、中国顧客が最も好むスマート走行と室内UX体験を完璧に組み合わせた量産車を間もなく披露すると述べた。

















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