1996年旅客機撃墜事件に殺人容疑起訴
マドゥロのように逮捕作戦を展開するかは不明

キューバ革命の指導者の一人であり、フィデル・カストロの弟でもあるラウル・カストロ元キューバ大統領が米国内で起訴された。米国が1月に軍事作戦を展開してニコラス・マドゥロ元ベネズエラ大統領を逮捕・送還した事例と同様の作戦が、キューバでも行われるかどうか注目が集まっている。
20日(現地時間)ニューヨーク・タイムズ(NYT)によると、米司法省はカストロ元大統領を殺人および米国市民殺害の陰謀の容疑で起訴したと発表した。具体的には1996年2月24日、キューバ亡命団体が運航していた旅客機2機をキューバ軍が撃墜した事件に関連する容疑だ。当時カストロはキューバの国防長官で、米当局は彼が実質的に関与していたと判断した。ほかに5人も起訴された。
NYTは今回の措置を、ドナルド・トランプ米政権がキューバへの圧力を異例の水準まで高めた表れだと説明した。トランプ大統領が度重なる発言で政権交代を促す圧力をかける中、米国が実際に行動に踏み切ったためだ。
95歳のカストロ氏は政界を退いているが、いまだに背後で影響力を持つ実力者と見なされている。このため専門家の間では、以前からトランプ政権がベネズエラの事例と似た手法でカストロ政権に対処する可能性が指摘されていた。トランプ大統領は起訴報道を受けて記者団に「事態が悪化することはない。そうする必要もない」と述べ、「見てみろ、あそこは完全に壊れ、めちゃくちゃだ」と語った。
トッド・ブランチ米司法長官代行は記者会見で「カストロが自ら来るか、別の方法であれ、米国の法廷に立つことを期待している」と述べた。ただしトランプ大統領は「逮捕時にマドゥロの時のような軍事作戦を展開するのか」という質問に「そう言いたくはない」と答えた。













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