
世界市場への攻勢を強める中国の自動車ブランドの販売戦略は、ドイツでは通用しないことが分かった。
12日、ドイツ連邦自動車庁(KBA)によると、最近ヨーロッパで販売が急増しているビヤディ(BYD)をはじめとする中国ブランドは、ヨーロッパ最大市場であるドイツの第1四半期でいずれも販売台数が20位圏外だった。
BYDは9120台で21位となり、上海車モーリスガレージ(MG)は25位(6177台)、リップモーターは27位(3168台)、シャオペンは35位(1207台)と続いた。
一方、現代自動車はドイツで2万3706台を売り上げ、アジアブランドでは最も高い9位に入り、トップ10圏内に入った。続いてトヨタが1万5706台で11位、起亜が1万4376台で13位となった。
ドイツは年間平均280万台が売れる欧州最大の自動車市場で、フォルクスワーゲン、シュコダ、メルセデス、BMWの4強体制が築かれている。
ドイツを除く欧州連合(EU)地域では、上海自動車とBYDなどが販売ランキングの上位20位に入っており、ドイツ市場での弱さが際立った。
業界では、中国勢がドイツで存在感を伸ばせない理由として、価格水準の高さやSNSに偏ったマーケティング戦略が指摘されている。
中国メーカーはドイツでの価格を中国国内の販売価格よりも大幅に高く設定し、最大の強みである価格競争力を生かせていない。
とくにマーケティングが芸能人やスポーツ選手を起用したSNS中心のデジタルキャンペーンに偏り、ドイツの消費者が重視する技術力の訴求が手薄になっているとの評価だ。
鄭裕珍記者













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