” />韓国国内のバーチャルアーティスト市場では、ソロアーティストが単独コンサートを成功させる例は稀だ。そんな中、スリーワイコーポレーション(3Y Corporation)所属のヘビ(Hebi)が初のファンコンサートを開催し、3日間で計約5170人を動員した。デビューアルバムの初動は3万枚、YouTubeの合算登録者数は約55万人に上るヘビは、オンラインでの活動を越えてオフラインでも集客力を実証した。
ヘビは3月27日から29日まで、ソウルのYES24ライブホールで初のファンコンサート「Hebi The 1st Fan Concert FROM HERE」を行った。昨年4月にミニ1集『Chroma』でデビューしてから約1年で実現した初の単独オフライン公演だ。公演はオープニング曲「今から」を皮切りに、「Wake Slow」「Sketch」「OVERCLOCK(オーバークロック)」「下降気流」「She」「Be I」など、ミニ1集と2集『Human Eclipse』の収録曲を中心に構成された。続いてコラボ曲「記憶予報」「花の願い」やデジタルシングル「Become」まで披露し、デビュー以来の音楽活動を総覧するセットリストを提示した。
オリジナル曲中心の構成の合間には特別コーナーが設けられた。ヘビはジェニーの「ExtraL(feat. Doechii)」やカリナの「UP」のダンスブレイクを披露し、パフォーマンス力を改めて示した。またQ&Aやモデルポーズのフォトタイムで観客と直接交流する時間も設けた。後半では、YouTubeチャンネルで話題になったカバー曲「내일의 밤하늘 초계반」と「Henceforth」をステージで再現し、幅広いジャンルを消化する力を見せた。「Henceforth」は2020年の公開以来、YouTubeでの累計再生回数が5000万回を突破した代表的なカバー曲だ。
今回のコンサートでは新コンテンツも公開された。これまでYouTubeの配信でスチルのみ公開されていたオルタナティブユニバースのプロローグ映像が会場で初上映された。この映像は新たな世界観を提示し、様々なジャンルを横断する試みを予告する内容で、映像とともに新曲「Little Love」が初披露された。全編日本語詞で構成されたJ-POPテイストのこの曲は、初々しくときめく雰囲気を湛えている。
アンコールの声に応え、ヘビは先行公開曲「늘」を歌い上げた。公演後の挨拶でヘビは「夢のような3日を作ってくれてありがとう。この公演を準備する間、歌って踊る一瞬一瞬が本当に幸せだった。皆さんが振り返ったとき、幸せで美しい記憶になっていてほしい」とファンへ語った。
ヘビは2020年にカバー活動で注目を集め、2025年4月にスリーワイコーポレーションから正式にデビューした。スリーワイコーポレーションはガールバンドQWERやYouTuberキム・ギョランらが所属するデジタルエンターテインメント企業で、2025年に文化コンテンツ投資の運用会社ATUパートナーズが最大株主として参加したことで、バーチャルIP事業の拡大を進めている。ヘビは最近、ライブ配信プラットフォームCIMEと連携してYouTubeの同時配信を始めており、今回のコンサートの成果を踏まえてオフラインでの活動範囲を広げる見通しだ。













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