【アジアタイムズ=ペ・ジョンワン記者】 ロッテ百貨店は、韓国の百貨店業界で初めて「タンブラー・フェスティバル」を開催し、関連市場の拡大に乗り出す。この動きは、かつて環境配慮の象徴だったタンブラーが、いまや個性やライフスタイルを示す嗜好品へと転換した点に着目した戦略だ。

10日、業界筋によれば、ロッテ百貨店は今月8日から6月11日まで、韓国全国の店舗で約20余りのブランドが参加する大規模なタンブラー催事を実施する。コーヒー消費の増加やランニング・登山などの生活スポーツ人口の拡大に伴い、タンブラー需要が急速に増加している。実際、サーモスやレゴットなど主要ブランドの売上は昨年基準で約60%増加した。
イベントの中心は今月9日から19日まで蚕室のロッテワールドモールで開かれる『ハイドロフラスク』のアジア初のメガポップアップだ。ポップアップでは超小型ラインナップ「マイクロハイドロ」の全製品と2026年の新色コレクションを公開する。ランニングやアウトドア活動に合わせたミニタンブラー需要を狙った構成だ。
現地には「텀꾸ゾーン(タンブラーをデコレーションするゾーン)」も設置される。購入者を対象に刻印サービスを行い、ストップウォッチやビーンバッグトスなど参加型イベントも運営しており、単なる販売にとどまらず体験要素を強化している。
これに加え、韓国全国のロッテ百貨店主要店舗ではタンブラー特別展を開催し、人気商品を最大80%割引で販売する。購入金額帯別のギフト券贈呈イベントも合わせて実施される予定だ。
業界では、タンブラーが単なる生活用品を超えて、ファッション・ライフスタイル市場の新たな消費カテゴリへと拡大していると分析されている。
ロッテ百貨店キッチン&ベディングチーム長のキム・イスは、タンブラーについて「会社員はもちろんランナーや学生に至るまで誰もが1つ以上持つ生活必需品で、嗜好型アイテムへと転じつつある」と指摘。今後も多様なタンブラーブランドを発掘し、タンブラーを百貨店の新たな戦略アイテムに育てる考えだ。













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