(더쎈뉴스 / The CEN News コナリ記者)
ヘアデザイナー、アン・ウンヘの初エッセイ『私に与える賞状』が3月25日に出版社ミダスブックスから刊行された。17歳でハサミを握り、25年間サロンの現場を守ってきた著者が、指先で出会ってきた人々と時間を綴った一冊だ。
美容室という空間は、単に髪を整える場ではない。著者はその椅子で交わされた会話と、指先が覚える感覚を通じて、人間関係の中で生まれる温もりや慰めを捉えている。
誰かを美しくしたいという気持ちで始めた仕事が、いつの間にか人を理解する方法になっていた──それが本書の核だ。
本書は派手な成功譚ではなく、繰り返される日常の中での感情の機微をたどる。自分を嫌いになりかけた日々や、耐えるしかなかった時間を経て、著者が自分自身に優しい目を向ける方法を語る。
仕事と生活の境界でバランスを探す人、日々のルーティンの中で自分を見失わないよう努める人に向けて、本書は大仰ではない語り口で寄り添う。よく耐え抜いた一日そのものが、十分な価値であると伝えている。

(더쎈뉴스 / The CEN News) コナリ記者 press@mhns.co.kr













コメント0