
スポティファイがAI基盤の音楽キュレーション機能「AI DJ」を大規模に拡張し、グローバルな個人向け音楽サービス競争に勢いを付けている。
スポティファイは7日(現地時間)、従来は英語・スペイン語中心だったAI DJにフランス語、ドイツ語、イタリア語、ブラジル・ポルトガル語を新たに追加し、韓国を含む新たな国々で提供範囲を広げると発表した。
AI DJはユーザーの聴取履歴を分析し、個々に最適化された楽曲と音声による解説を提供する機能だ。単なるレコメンドに留まらず、好みに合う曲や久しく聴かれていなかった楽曲、最新の新曲などを組み合わせて、パーソナルラジオのように再生する。
スポティファイは、AI DJが2023年のベータ版開始以降、9400万人のプレミアム利用者の音楽体験に影響を与えてきたと強調した。
今回の拡張でAI DJは韓国、ブラジル、フランス、ドイツ、イタリア、ポルトガル、スイス、オーストリアなどで新たに提供され、対応国は75カ国以上に達した。
新たに追加された言語別のDJキャラクターも発表された。フランス語DJのマイア(Maïa)は洗練されつつ親しみやすい雰囲気を、ドイツ語DJのベン(Ben)は落ち着きのある温かいスタイルを打ち出す。イタリア語DJのアレックス(Alex)は情感豊かで安定感を強調し、ブラジル・ポルトガル語DJのダニ(Dani)はダイナミックでトレンディな音楽嗜好を表現する。
スポティファイは各言語・文化圏で自然に感じられる体験を提供するため、現地チームと協力して音声のトーンや表現方法を設計したと説明した。
AI DJ機能は対話型サービスへと進化している。初期は楽曲と簡単な解説を自動で流す程度だったが、昨年から利用者がAI DJに直接、雰囲気やジャンルの変更をリクエストできる機能が加わった。音声やテキストで「パーティー音楽をかけて」や「デート向けの曲に変えて」といった依頼が可能だ。
スポティファイはAI機能の拡充を続けている。最近では、利用者が望む雰囲気や状況を文章で説明するとAIが自動で音楽・ポッドキャストの再生リストを生成する機能も導入した。「深夜の集中用ジャズプレイリスト」のように文で入力すれば、AIがカスタムリストを作る方式だ。
AI DJはアプリのホームや検索バーで「DJ」と入力すれば利用でき、設定メニューから言語変更も可能だ。スポティファイは現時点で機能がベータ段階にあり、今後も継続的に改善していく計画だと述べた。
パク・チャン記者 cpark@aitimes.com













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