南海郡の農漁村基本所得の財政負担を巡り、慶尚南道と共に民主党の間で応酬が続いている。
慶尚南道の広報特別補佐官は8日、キム・ギョンス共に民主党・慶尚南道知事予備候補がSNSで「慶南は道費18%のみ負担する」と主張したことについて、「明確な虚偽事実だ」と反論した。

慶尚南道は「政府が試行事業の申請時に道費30%負担の確約書を求め、これに基づき30%の支援確約書が提出された」と説明し、「その結果、南海郡が事業に選定された」と述べた。
また「確約書は法的拘束力を持つ政府との約束であり、2026年下半期の補正予算を通じて予算を確保する予定である」と付け加えた。
さらに慶尚南道は「他の道単位の広域自治体も現時点で確保している予算は約18%の水準で、補正予算で財源を調達する構造だ」と説明した。
これに対し、共に民主党慶尚南道党は9日、論評を発表し、慶尚南道の対応を批判した。

民主党側は「30%の確約は事業選定過程の形式的要件に過ぎず、実際の財政執行構造とは別だ」と反論し、「キム・ギョンス候補の問題提起は実質的な負担構造に関するものだ」と主張した。
また「広報特別補佐官の名義で特定の政治家を『虚偽事実』と断じ、皮肉な表現を用いたのは不適切だ」と指摘し、「広報機能は客観的な情報伝達に徹すべきだ」として、朴完守知事の謝罪と再発防止策の策定を要求した。
慶尚南道は改めて声明を発表し、「確約書は単なる形式ではなく、国費返還条項を含む法的な約束だ」と強調し、「事業は正常に進行しており、南海郡の住民にも支障なく基本所得が支給されている」と述べた。
今回の論争は農漁村基本所得試行事業の財政負担構造と行政手続きを巡る解釈の差異から生じたもので、今後の地方選挙局面で主要な争点に発展する可能性が高い。













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