ノバク・ジョコビッチが2か月ぶりの復帰戦で予想外の敗退を喫した。第1セットを楽に先取したにもかかわらず、その後の流れを完全に失い、20歳の新星に屈した。
ジョコビッチは8日、イタリア・ローマで行われたATPツアー・イタリアオープン男子シングルス2回戦で、世界ランキング79位のディノ・フリズミッチに1-2(6-2 2-6 4-6)で逆転負けした。3番シードで1回戦を免除されて臨んだ初戦だったが、復帰戦は衝撃的な結末になった。
この試合は3月のインディアンウェルズ・オープン以来、約2か月ぶりの実戦だった。肩の負傷から長いリハビリを経てコートに戻ったが、試合後半に向かうにつれて動きが目に見えて鈍っていった。
出だしは良かった。第1セットを6-2で取り、ベテランらしく試合を進めているように見えたが、第2セットから急速に乱れた。第2セットを2-6で落とし、最終セットも4-6で押されて結局逆転を許した。
敗北以上に衝撃を与えたのはジョコビッチの言葉だ。試合後に「最高のレベルで競い、最後まで戦える体調ではない」と語り、「健康上の問題なく大会に出たのがいつだったか思い出せない。いつもどこかに問題が起きる。新たな現実に直面している」と打ち明けた。
数字も経年を示している。5月22日でジョコビッチは39歳になる。一時代を支配した絶対的存在だが、近年はけがとコンディション不良が繰り返されている。今シーズンもトップ級のパフォーマンスを安定して発揮できていない。
一方、勝利したフリズミッチは新星の到来を告げた。2005年8月生まれの満20歳で、3年前にフランス・オープンのジュニアを制した経歴がある。今回も予選を勝ち上がって本戦に入り、世界ランキング4位の相手に大逆転勝ちを収め、強烈な印象を残した。
ジョコビッチは24日開幕のフランス・オープン前まで追加大会には出場せず、コンディション回復に専念する予定だ。メジャー男子シングルス通算25回目の優勝と史上最年長優勝の記録に挑む意向だが、今回の敗北は彼の現状を赤裸々に示した一戦だった。
写真=AP、AFP/聯合ニュース













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