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60年の伝統を誇る光州の郷土餅店が、最近SNSやYouTubeをきっかけに「餅の聖地」として急浮上し、全国的な話題を呼んでいる。
13日午後2時、光州北区中興洞のチャンウク餅本店前は、平日の昼間にもかかわらず餅を求める市民でにぎわっていた。
店舗脇の道路には非常点滅灯をつけた車が列を作り、店から出てくる人々の手にはチャンウク餅の箱や袋が提げられている。
チャンウク餅は1965年に光州東区東名洞市場で創業し、60年以上にわたり光州市民に愛されてきたローカルブランドだ。特に看板メニューのかぼちゃのインジョルミは人気が高い。
この伝統の味が最近SNS・YouTubeのアルゴリズムを通じて口コミで広がり、今では光州市民だけでなく他地域からの旅行者が訪れる土産コースになっている。
登録者77万人のYouTuber、ハマルナムマンは5日に光州のVlogを投稿し、そこでチャンウク餅のかぼちゃのインジョルミを初めて紹介した。

YouTuberが列車内で次々と餅を頬張り、「次元が違う」と涙ぐむほど絶賛する様子を投稿すると、X(旧Twitter)を中心に認証投稿が相次いだ。
あるXユーザーは「本当に涙が出る味だ。大田が聖心堂なら光州にはチャンウク餅がある」と投稿した。別のユーザーは「かぼちゃのインジョルミを一口食べた瞬間を忘れられない。一層ずつはがしてカステラの粉をぎゅっと押して食べるのは至福だ」と表現した。
この日、店舗前で会った20代の女性キムさんは「この餅のためにソウルから来た」と話した。Xのリアルタイム検索ワードにチャンウク餅が長時間載っているのを見て気になり、名物のかぼちゃのインジョルミを贈り物にするために来たという。
授業を終えて店を訪れた20代の大学生は、YouTubeで見たココアのソルギとホバクインジョルミ(かぼちゃのインジョルミ)がとてもおいしそうに見えて友人と初めて来たと話し、買った餅をその場で味わって満足そうだった。
来訪者の急増で店舗周辺はまるで駐車場のように混雑していた。30代の女性来訪者は「もともと知っていた店だが、YouTubeでさらに有名になってからは駐車スペースを見つけるのが難しく、みんな店の横に一時停車して素早く受け取っている」と現場の様子を伝えた。
長年通っていた常連客も変化を実感している。
40代の男性客は「他の餅屋より食感が特に良くてよく来ていたが、SNSで話題になってから人が増えた。先週末には店が開くと同時に買いに走る『떡픈런』の列までできたと聞いた。平日でも支払い時に待たされるが、味が良いので諦められない」と語った。
チャンウク餅の関係者は「最近SNSで話題になって客が増えたのは事実だ。多くの愛をいただき感謝しているが、正確な販売量や売上は公開できない」と説明した。













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